日記

七月の俳句

今月も続けることができました。ホッ……。 さて文月、第1週目がものすごく暑かった…! 酷暑どころか狂暑の予感にゲンナリしたものの、一転して次の週からは割に過ごしやすく、冷房を使う日も少なく済んだんですね、電気料金見てまたホッ……。最初の連続夏日が…

嬉しいご褒美

嬉しいことが、ありました。 『銀座百点』の俳句選に、佳作入選することが出来ました。 選者は尊敬する高橋睦郎さんなので、嬉しさも、ひときわ。「きちんと俳句を勉強しよう」 去年の末にそう思い立って、歳時記を買って、独学で始めて……完全にビギナーズラ…

6月の俳句日記

6/4 品数の増すごとに楽し夏薬味6/5 夏の雲その雲かげに人が逝き※長門勇さん、老衰で死去。享年81。古谷一行の金田一シリーズの警部さんが私は大好きだった。合掌。6/6 つる草の見上げたる先に雲の峰

俳句日記

またもやどんどんたまりにたまった俳句をまとめて…。先日は「銚子つりきんめ」の発表会で八芳園に行ってきました。初めてうかがったんですが、なんとも美しいところですね。程良い広さの日本庭園で五月晴れ、なんとも清々しい時間でした。句作をする余裕はな…

サボっていた俳句をまとめて

4/20 うまごやし裸足の子供に負けもせず うまごやし、漢字で書くと苜蓿。クローバーのことをこういうのだそうです。4/21 花冷えにクリスマスローズのうすわらひ これ、ちょっと反則なんですけどね。しかし今年は三寒四温がひどい…。4/22 多摩川に豊漁ときく…

サボってた句作をまとめて

随ーー分とサボってしまった。 でも何が何でもこの1年は頑張らねば。2週間分、ツイログで出来事を振り返りながら週末に作ってみました。○4/8いかなごの釘煮で茶飲む虚子忌かな 俳句で面白いのは、有名な俳人が亡くなった日が「〜忌」としてひとつの季語にな…

銀座百点4月号

新しくなった東横のれん街で「銀座百点」4月号を頂いてきました。 冒頭に演劇評論家の矢野誠一、水落潔、扇田昭彦、三氏の鼎談が。テーマは「これからの銀座と演劇」で、扇田さんの「演劇は制限があればあるほど表現としては強くなる」という発言が印象的だ…

オペラ座バレエ学校と一日一句

NHKで放映された「オペラ座バレエ学校の子供たち」後編を観る。 (多分すぐリンク切れるでしょうが、一応→こちら) シビアなレッスンと進級試験とともに、卒業までには普通の大学入学資格も獲得、体重と体調管理のための栄養学の授業もあるのが…凄いなあ。 …

桂枝雀、桜満開、俳句メモ

夕飯の支度をしつつ『桂枝雀落語らいぶ4』より「饅頭こわい」を聴く。 この有名な噺、初めて聴きました。35分もある! いい歳したおっさんが集まって他愛もないことに熱中していく…というパターン、これを洗練させ都会的にし尽くしたのが小津後期の作品だよな…

夏陽気から煙霧、そして冬戻り

日曜日の天気、一日でこんな変化って今まで私は体験したことあるだろうか。まさに天変というが如く。 まず正午すぎまでが都内平均24℃! この夏めいた陽気を楽しんでおきたくて近所を散歩。その道すがらで見つけた花々です。モクレンが開き始めたのはアガりま…

○一日一句2/26 燗酒に蛤あわす春手前 しらうおを燗酒でながす春手前2/27 青き瞳が白梅ながむ増上寺 ※なんか目、という字を使いたくなかったんですね。2/28 半袖の配達夫いそぐ明日は弥生3/1 そのつぼみ春陽ほぐせよ沈丁花

梅の花

梅が好きです。桜よりも。なので最近では、そのへんをウロウロするだけで楽しい。 先日、市ヶ谷で出会った梅の花。この世を見てまだ数時間の花なんだろうね。いかにも開きかけで、赤ん坊が掌をはじめて開いたかのような風情だった。 梅はいいですね。目にも…

断捨離、そして俳句

思い立って、持っているCDを整理。かなり減らせた。 最初は大好きなエラ・フィッツジェラルドのソングブックシリーズだけ残して、あとは全部…なんて思っていたのだけれど、さすがにそうはできないもんですねー(;´∀`)。 ただ捨てるのはしのびないので、CM…

俳句、楽しくなってきました

ブログはサボっておりましたが…(´Д`;)一日一句だけは続けておりました。 季題を知る、ということを第一目標に、なんとか一年続けていこうと思います。 「亀鳴く」なんて季語があるんですねえ。「料峭」とか「蝌蚪」とか、知らない日本語がいーーーーっぱ…

マイ・セット

「うっ…これは…風邪の2歩手前では…」 みたいな悪ーい予感がするとき、ありますよね。そういうときに買い込んでしまう「マイ・セット」ってありませんか。私はだいたいこんな感じ。プリン、ビタミンCのど飴、葛根湯、オレンジジュース(濃縮還元だと栄養補給…

成田屋さんの情報を

NHKの広報さんがツイッターで書かれていた、市川團十郎さん追悼放送の情報です。 3日に亡くなられた市川團十郎さんをしのんで、特別番組の放送が決まりました。 総合11(月)14:00「市川團十郎さんをしのんで」ゲスト尾上菊五郎さん、山川静夫さん。 Eテレ10(…

引きずった日

結局、成田屋ショックで熱が出てこの日は使い物にならず…。 失望感から体調を崩すというのは、人生ではじめて。 しかも、まーーーーったくの「赤の他人」だというのに。毎月追っかけてたような熱心なファンでもなんでもなかったのに。「居てくれるだけでよか…

團十郎の死

世の中の人がみな恵方をむいて巻き寿司を食べているような日に、ひとりの役者が西方に旅立ってしまった。 市川團十郎、死す。66歳。 肺炎でもっていかれてしまった。私は4日の朝に知った。驚いた。テレビで時蔵さんも語っていたが、突然の悪化だったよう…こ…

アイバさんと20時ぐらいから会う。久しぶりだった。 ホッピーを飲む。『晩春』を久しぶりに観る。笠智衆の自伝『俳優になろうか』これも再読。いい本だ。 AKBのなんとかさんという人が恋愛スクープを撮られたというので坊主になったことが話題になっている。…

新年会

ツイッター関係と昔からの知己に声をかけて、三軒茶屋『木村商店』で月も終わりに新年会。全員で15人。林くん、比嘉さん、松竹のプクさん、堀田さん、井上さん、小西さん、浦島さん、ジンペイさん、編集の岡田さん、澤山さん、エリカさん、ヤマダイくん、二…

雑記アソート

早めに葛根湯飲んだのが良かったらしく、起きたらスッキリ。そこに「生薬」プラスで朝ごはんにネギたっぷりのうどんを作って、豚と卵でビタミンBもプラス。椎茸と昆布のお出汁をいただき、午前中まで横になってたら、完治! よかったよかった。今回もインフ…

ひさびさに葛根湯

なんだか熱が出てくる予感…ちょっと関節がぞわっとして寒気がしたので、葛根湯を買ってきました。『八重の桜』のことを書こうかな、と思っていたのですが。いま17時ぐらい、薬を飲んだところ。さて、よくなりますか。<22:16> 葛根湯を買ってきて飲んで2時…

セブンイレブンのCM

竹下景子が出ているバージョンのセブンイレブンのCM。 私はあれが不可解で仕方ない。見れば裕福そうな家庭で幸せいっぱいといった風情。「家族団らんっていいものよねえ…」「ほんにねえ…」「おかわりー!」と幸福感に満ち満ちた情景でありながら、 「この人…

今年から、こっちもまたつけてみようと思っています。 どんどん言葉を忘れている、言葉が出てくるのに時間がかかるなあ…そう切実に思えてならず。ぼんやりとしたことを形容する表現がスパッと出てこない。とにかく何でもいいから書いておこう、少しは何か「…

最初の差別意識

残間里江子さんという人が、テレビでこんなことを言っていました。 今から20年ウン前ぐらいまでは、「未婚の母」という言葉があって、女の人がシングルのまま子供を産むのは、結構世の中から珍しがられたり、非難されることが多かった頃の話です。 残間さん…

三宅坂にて・2

(20日のつづき) 国立劇場の隣にあるグランドアーク半蔵門に移動して何時間経った頃だろう。 「そのうち道も空くだろう」と、呑気な気持ちで私たち一向はお茶をしていたが、次第に焦り始めていた。さる舞踊家の先生とそのお弟子さんふたり、私の4人。公衆電…

三宅坂にて・1

あの日はとあるお手伝いで三宅坂の国立劇場にいた。 小劇場の楽屋にいたら揺れを感じて、そのうち楽屋全体が揺れだした。 いっこうにおさまらず揺れはどんどんと強くなっていく。自然とみんな楽屋口を目指していた。ジッとしてなどいられないのだろう。これ…

2月のまとめ・その2

もう公開になってますね、カンヌでパルムドールを獲った『ブンミおじさんの森』。 私は、かなり好きだった。 心をまかせていくタイプの映画。誌や短歌を、さほど意味がわからずとも目でつらつら追っていくような楽しさ、心地よさがある映画だったと思う。 試…

2月のまとめ・その1

●2月4日、銀座シネパトスにて『首』。 昨年9月に亡くなられた小林桂樹さんの追悼特集、これを観たことを書きとめておきたい。 4日は最終日だった。 銀座シネパトス小林桂樹特集、『首』。正義を追う余り妄執に囚われた弁護士の話、と思いきやちょ、ちょっと…

明けましておめでとうございます

こんな拙ブログを、しかも最近全然更新しておりませんものを、 たまにのぞいて下さる皆様、本当にありがとうございます。 ネタ、用意してあるんですが(その昔、『ザ・ベスト』という雑誌があったのご存知でしょうか。ちょっとこれに関してひとネタやろう、…