系譜シリーズ

きっかけは、「山茶花究」だった。 昔の俳優さんなんですが、「さざんかきゅう」と読みます。 そう、「3×3=9」。 この名前を知ったとき、思わず「ヘナッ」っと力抜けました。森繁久彌の映画か、川島雄三の『女は二度生まれる』か、何でこの人を知ったか思い…

毛根を痛めつづける人たち

その昔、白央家でミョーにウケたCMソングがあった。ソウルフルな男の声で 「♪泣かないで〜」 と、いきなりはじまり、何かと思うと 「枝毛ェ〜♪」と続く。 「泣かないで枝毛」という歌詞のインパクト、それを思いっきり真面目にやっている感じ、すごかった。…

芸能姉妹の系譜

先日、春風亭小朝・泰葉の離婚会見について書いた折のこと。 私は泰葉と姉・海老名美どりに対して 「芸能界広しといえども、ここまで歴史的珍・会見を開いた姉妹はそうそういるものではない!」 こんなことを書いた。 本当にどうでもいいのだが、そのとき思…

「音読み」の男たち

ちょっと日にちが経ったからといって、不謹慎の謗(そし)りを免れるものでもないと思うが……書いてみたい。 私は先日、急逝した黒川紀章についての文章を、このブログに書いた。 そのとき書いたことも、実際に黒川氏の訃報に際し、心に浮かんだこと。けれど…

日本名イントロ考

ほんとうにくだらないことを、真剣に角つき合わせて話すのが好きだ。 この手の遊びに興じられる人も中々いないが、先日久々に立派な大人のバカ3人で、そんなことを語りつくした。満足であった。 その日の議題は 「どんなテンション低いときでも、一旦掛かり…

「階段落ち」の人々

うーん昨日の日記、読み返してみてもコーフンしてるなあ、私(笑)。 あはは……鼻息の荒い文章だ。まさに「ペンを取らずにはおれなかった」みたいな、ありがちな表現がピッタリの語調ですね。まあ実際はペンでなくキーボードなのだけれど。 さて今日は、昨日…

日本男子おかっぱ考

先日、私は「日本婦女おかっぱ考」なる題のブログを書いた。 一部女性著名人が「おかっぱ」にハマるその不思議を考えたのだった。 (その日のブログ:http://d.hatena.ne.jp/hakuouatsushi/20070601) ある種の女性にとっては、この髪形はたまらなく強力な引…

日本婦女おかっぱ考

先日、渡辺満里奈が髪型を「おかっぱ」にしていた。 それを見て私は、不思議な感慨に襲われた。いや、それは厳密には「おかっぱ」とは呼ばない髪型なのかもしれない。しかし私の目には、彼女が日本女性著名人のとある「一派」にくみしたように見えて、何か変…

『こわれゆく世界の中で』

私は、「この人、誰かに似ている!」とひとたび思うと、どーしても突き止めたくなってしまう。 そんな欲求が生まれつきあるのだ。堅持しているといっても過言ではない。 これが「あ、ハナ肇に似てる!」「マギー・ミネンコにそっくり」などと瞬間分かってく…

脱ぎたがる男たち(11月29日改稿)

渋谷・HMVの1階入り口に、ドーンと等身大の「DJ OZMA」の看板が置かれている。 いやー……このポスターがすごいんだわ。思いっきり胸と腹筋をさらけ出して、地肌はテカテカ。最盛期の小林ひとみもかくやという脱ぎっぷりのよさ。道玄坂の今は亡き「渋谷OS劇場…

●トリノ五輪トリノ・オリンピック、かなりの楽観ムードで メダルもかなり期待されていたようですが、 ふたを開けてみたらかなりの苦戦、予選落ちが多くて 各局ワイドショーが演出にトークにとても苦労してますね、大変。 必死で「世界の壁は厚い」「若い選手…

さて、「文化人系美女の系譜」 http://d.hatena.ne.jp/hakuouatsushi/20060105 に続き第2弾、昨日書いた「南田洋子@徹子の部屋」に 触発されて考えてみました、おしどり系譜。 なんでこんなこと考えちゃうのか分かりませんが、 好きなんでしょうね。まあお…