芸能

2015年 3月7日『サワコの朝』ゲスト:坂東玉三郎

きょうの玉三郎さんの言葉は、非常に印象深いものでした。 ユーモアを交えて楽しくお話されているんですが、その来し方、女形芸、後輩に対する思い、今の歌舞伎界に対する思い…などなどが、強く浮かび上がってくるようで。30分もない番組でしたが、凝縮され…

あまちゃん感想・その2

「じぇじぇ!」って口にするひと、増えてきてるなーw ははは、なんだか移ってしまいますね、あれ。花巻では「じゃじゃ!」、陸前高田では「ばば!」っていうのだそうですよ。千葉望さんが書いてらした。 毎朝楽しみになってきた『あまちゃん』。再びツイッタ…

『あまちゃん』の感想など

ツイッターでいろいろ書いておりますが、なんとなくそんな気になったので、こっちでもまとめておきます。その日ごとに思ったことをツイッターより列記。○1日 まずオープニング、主題歌が無いのに好感! 歌を毎回聞かされる(嫌なら見なきゃいいのは百も承知…

山田五十鈴、逝く。

とうとう…。 今朝起きて、ツイッターで知る名女優の死。9日に95歳で亡くなったという。「大女優」という言葉の死だな、と思った。この言葉はもう日本語として、私の語彙の中では「2012年まで存在した稀有な芸能上のいきもの。希少種」という記述に改められた…

片岡愛之助丈に思う

朝起きたら歌舞伎のニュースがヘッドラインに。 片岡愛之助さんの私生活の……まあ「スキャンダル」ですね、それが取り沙汰されていた。 その報を聞いた瞬間まず私はどーにも不思議と、なんだか、嬉しくなっちゃったのだ。 なんというかまあ、 「ああ……『ニュ…

自動的についてくるもの・国分佐智子の場合

元・林家いっ平こと林家三平と国分佐智子が結婚するという。 このニュースを聞いたとき、私は瞬間的にゾーーーーッとしてしまった。いや、このおふたりがどうこうというのでは決してない。さらには私はこのお二方のことほっとんど存じ上げない。しかしながら…

由紀さおり RADIO DAYS 1969 

突然だが、私は若尾文子が好きだ。この愛情は尊敬の念に近い。 いろんな点で優れたひとだと思うが、容貌、演技力、口頭表現力……そういった様々なものを一括して、長きにわたり高水準をキープしている。簡単に言えば、そういったプロ意識に惹かれているんだと…

過日、東京国際映画祭にて

ひとつ、気づかされた。 私は今まで宝石というのは、それ自体が光を乱反射して輝くものだと思っていた。 違うんですね。 宝石というのは本来は、着ける人自身から発せられる光を反射し、輝くものなのだ。カトリーヌ・ドヌーヴという女優を目の当たりにする機…

中森明菜『夜のヒットスタジオ』DVD

朝からえっらいテンション上がりましたっ! なんとですよ、中森明菜の『夜のヒットスタジオ』出演シーンをまとめたDVD6枚組が発売されるんだそうです。以下ニュースより転載。 フジテレビ系音楽番組「夜のヒットスタジオ」に中森明菜が出演した際の映像をま…

舞台『じゃじゃ馬馴らし』のポスターより

渋谷駅に貼ってある舞台『じゃじゃ馬馴らし』の前で思わず足を止めてしまった。いや、止められたというか、居すくめられたというか……。 一番左の方、お分かりになりますか。歌舞伎の市川亀治郎。この舞台オール・メールでやるんだそうだが、この写真の亀治郎…

『スタジオパークにて』・後編

あれは夢か、まぼろしか。テレビ収録なんていう実に生臭い現場なんですけれども、今思い返して、やっぱりそんな気分になってしまう。はい、若尾文子その人の「拝観」メモ。お待たせしました。 うーん……確かに目の前2メートルぐらいのところにいらしたのだけ…

『スタジオパーク』にて・前編

私はその日、東京の渋谷はNHKスタジオにおりました。『スタジオパークからこんにちは』という番組をご存知でしょうか。お昼にやってますね、ゲストをひとり迎えてのトーク番組。 私はこういうシンプルなトーク番組が大好きなので、毎週HPでの「来週のゲスト…

松井誠という「おのこ」

みなさんはご存知でしたでしょうか……。 松井誠が、山田五十鈴の「芸養子」であることを! 知らなかった……知らなかったよ……。昨日それを知って私は随分とまあ驚いてしまった。信じられなかった。 「芸養子」って耳慣れない言葉だとは思いますが、主に古典芸能…

 きざまれた言葉・ひっかかる言葉

「タイガー・ウッズ これが噂の愛人だ」@『週刊文春』12月17号 奥さん、浮気うんぬんよりも「よりによってこんなのに間女されたとは!」という怒りで一杯なんじゃないでしょうか。 『週刊文春』のグラビア、ウッズの浮気相手6人のフォトが出てましたが……一…

 謝辞を書いていたらヒガシのニュースが

気がつけば50万ヒット! いつも寄って下さる皆さん、どうもありがとうございます。 なんだか最近、ちょっとしたことは「twitter」でぜーんぶ発露欲求がすんじゃうんですね。だもんで暫くご無沙汰しちゃってました。こんな拙ブログでも楽しみと仰ってくださる…

 最近の書きこぼしから

私は、しばらくこの絵に釘付けになってしまいました。 公判時における酒井法子被告の法廷イラストなんですね。そういった説明無しでこれを誰かに見せた場合、一体なんだと思われるでしょう。残念ながら私は「酒井法子の初公判」というインフォメーションを先…

 押尾学の「数珠」に思う

無茶なこととは承知の上。 これから書くことは、とても不謹慎で、勝手な私の……願望というか、フザけた「提案」のようなものだ。うまく書けるか分からないけれど、トライしてみたい。■■■■■■■■■■■■■■■ 押尾学……やーーーーーーーーーーっぱり、「ハンパ」だなあ…

 最近の備忘メモから

「春分・秋分の日を中日として、その前後七日間に行う法会」 はい、恥ずかしいお話です。 私は「お彼岸」というものの定義をキチンと知らなかったんですね。調べりゃすぐ分かることなんですが。というわけで自習してみました。小学館「言泉」より。 なるほど…

 昭和的連想芸能放談

なんだか、飽和状態の酒井法子関連。 芸能ネタとして、「オーバードーズ」状態この上ない。 週刊誌では「継母がついに語った!」と題して酒井の出自などを述べているが……私はもう、一切の興味を失った。 罪に対して、ツッコミが重くなりすぎでしょう。 確か…

 女優・大谷直子さんの「告白」

『週刊現代』(9/5 夏の特大号)に驚かされた。 この中の特集『脱いだ女 脱がなかった女の50年史』でのこと。はい、なんだかすごいタイトルですね。「いやらしい……だからポストとか現代ってキライよ」と眉をひそめるご婦人もいらっしゃいましょうが(いない…

 オリヴァー・シトリュックという俳優

現在公開中の『ココ・シャネル』、シャーリー・マクレーンが晩年のシャネルを演じて話題になってますが……私は……どーにもノレなかったんですね、お好きな方には最初に謝っちゃう。ごめんなさい。 その理由はただひとつ、何もアメリカ人がシャネルを演じなくて…

 今回の事件を勝手にキャスティング

目まぐるしい! 展開も早いが、「ネタ」が多すぎますね。オーバードーズ。 酒井法子、一連の逮捕劇は「ドラマティック」の一語に尽きる。出来のいい「昼ドラ・1クール分」を一挙に1週間で見てしまったような気分だ。 酒井法子が今まで築いてきた「パブリッ…

 懐かしき「昭和のゴシップ」的様相を呈する2つの事件

昨日の日記で「さほど興味もわかず」、などと書いていた酒井法子ダンナ話ですが、その「逮捕場所」を聞いてガゼン興味がわいてきてしまった私です。 というのも。 「渋谷署によると、T容疑者は2日深夜、渋谷・道玄坂の歩道を1人で歩いていた際、パトロール…

 由美かおる&押尾学

(昨日からのつづき) すっかり誤読してしまった「森繁インデックス」ですが、さらに畳み掛けるように現れたのが「由美かおる・入浴シーン200回突破!」 こんな小見出しが踊る8月3日。 さっき「すわ訃報か?」とドキドキしたこともあって、この「のほほん感…

 森繁久彌のアブセントなのにアライブな存在感

8月3日。私の心に浮かんだある情景。 なんていうか……「芸能」というパチンコの台が大当たりしちゃって、「おいおいいったいどこまで玉出るんだよ!」ってなぐらいジャンジャカ出るわ出るわ。なんていうんですか、今パチンコ台って中に画面みたいなのあります…

きっかけは、「山茶花究」だった。 昔の俳優さんなんですが、「さざんかきゅう」と読みます。 そう、「3×3=9」。 この名前を知ったとき、思わず「ヘナッ」っと力抜けました。森繁久彌の映画か、川島雄三の『女は二度生まれる』か、何でこの人を知ったか思い…

 大器の予感、大後寿々花。

この名前、覚えておいて損はない。 これから立て続けに彼女の出演作が公開されるんですね。崔洋一監督の新作『カムイ外伝』、そして西原理恵子原作の『女の子ものがたり』の2作。 前者では主人公カムイ(松山ケンイチ)と恋仲になる娘、そして後者では準主演…