ぐんま昆虫の森

沖縄でしか見れないそうです

ぐんま昆虫の森」というところがニュースで紹介されていて
そのファンタジーな光景にしばし「うっとり」した。
荒涼とした冬の山や野原の真ん中にポツンとある大きな温室。
その中には花と緑があふれ無限と思われるほどに
蝶が舞踊る。幻想的。と、そこに。


飼育というんでしょうかね蝶主任のおじさんが。
いきなり現実的。蝶のエサとなる蜜を持ってやってくるんだが
……ビックリ。あれはなんなのでしょう
蜜の入った箱を持っておじさんがやってくると
彼の頭に肩に蝶がワーッとやってきてとまっては
いまかいまかとエサを待っているのだ。
なついてるの!? なつくの蝶って!? 「わーいエサだぁ」とか
わかるぐらいの知能あるわけ!? ……衝撃的な光景。
いや……多分そんなわけはないだろうが……でもどうみても
蝶が慣れているようにしか見えない。
興奮したときとかビックリしたときに私は
懐かしの東北弁が出てしまう癖があるのだが
もう頭の中「すんづられねな、オレ」というフレーズだらけですよ。
蝶も人に慣れるなんてあるのでしょうか。
それともあの人はゴータマ・シッダルダとかなんでしょうか。
いやはや、驚きました。


それはさておき私、今年の6月に沖縄の八重山諸島のなかでも
とくに海が美しいといわれる黒島に行ってきたのですが、
そのとき出会った蝶にもこのニュースで再会。
「オオダマゴラ」という沖縄にしかいない蝶なんだそうですが、
いやあ……(溜息)ほんんんんっとにキレイなんですよこの蝶。
黒島の果てしない緑の中、古い神社におまいりしていた帰り道に
ふと目の前を「ゆらっ」と現われたんですが、
うーーん。オーバーだなあと思われるかもしれませんが、
おとぎ話とか伝説ってこういうインスピレーションで
生まれるのかな、って思いましたよ。
神社の帰りというのもきいてたんでしょうが、
精霊が現われたかのようなミステリアスな雰囲気でした。
「幽玄」という言葉を久々に思い出しましたね。
能「杜若」のような美が野生の中に。
色は白と黒のツートンだけなのに本当に美しく、
バロックな美をたたえていました。


なーんて、われながらオーバーだなあ。
群馬、行ってみようかな。




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