ワダ・エミ

久我美子をホウフツとさせる

TBS系「金スマ」を興味深くみる。
http://www.tbs.co.jp/kinsma/
というのもトークゲストに「ワダ・エミ」さんが出てらしたからだ。
衣装デザイナーという職業や仕事にも興味があったが、
正直に言って私の関心は「和田勉の妻」というところにあったと思う。






ぎゃあ。
人の見かけをあれこれ言うのはとても失礼なことです。
わかってますねみなさん。
エミさんが彼の何に惚れたのかなんて考えちゃいけませんよ。
決してそんな理由ではないがチャンネルを合わせてしまった。(←死語?)


まず驚いたのがワダ・エミさんって依田義賢さんの親戚なのですね。
名監督・溝口健二の片腕としてずっと脚本を担当されていた方だ。
と、ここまで書いて詰まってしまう。他にはさして
オドロキも「へええ」と思うようなこともなかったのだもの。
和田勉がはや75歳というのに軽く驚いたり、
黒澤映画『乱』で「衣装デザイン ワダ・エミ」とクレジットされるまで
日本映画には「衣装デザイナー」という存在がなかった、ということ
ぐらいだろうか。確かに日本で「衣装」といえばありものから
演出や役者があーでもないこーでもないと言って探す方が多いものね。
役者さんが「新しく作るのよ!」とでも主張しない限り
デザイナーのお役は回ってこないだろう。
ただ、思ったことはこのかた「作品」として衣装を作られる方なのだな、
ということだ。「芸術家的」デザイナー。
役者と同等の存在感を作り出すことに命をかけているような印象。
あくまで私見だが、イディス・ヘッド(『麗しのサブリナ
ローマの休日』なんかを手がけた衣装デザイナーね)のように
役者の欠点をカバーし長所を思いっきり引き出して
お洒落にみせてしまうような、「職人的」デザイナーが
日本には必要なんじゃないでしょうか。
はい、どうでもいいですね。
とにもかくにも、「モノをつくるひとがすきなんですね、私。
そうなると、顔はどうでもよくなっちゃうの」と品のある話し方が
素敵なワダ・エミさんでした。


●お知らせ

ブログランキングに登録。
よかったらクリック↓お願いします。
http://blog.with2.net/link.php?198815