2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『生誕100年 川喜多かしこ展』

映画ファン、それも古い日本映画好きにおすすめしたい展覧会! 京橋の国立近代美術館・フィルムセンターで12月26日までやっている。入場料は200円という入りやすさ、行かない手はない。 「川喜多かしこさんって誰!?」という人が殆どだと思う。 「映画で世界…

35万ヒット御礼

「タバコ一箱1000円構想」 こんなニュース、お聞きになりましたか。「たばこと健康を考える議員連盟」ってのがあるんですね。そこの代表のひとり、中川秀直・元自民党幹事長の談で知りましたが……うーん、もしこれが実現した場合。 「日本のアチコチで 『もら…

acteur(アクチュール) No.13 (2008 December) (キネ旬ムック)出版社/メーカー: キネマ旬報社発売日: 2008/11/21メディア: ムック購入: 2人 この商品を含むブログ (5件) を見る

『acteur』発売中!

キネマ旬報ムックの『acteur』、現在発売中のNo.13号にて山下敦弘監督の対談を構成させていただきました。いうまでもなく『天然コケッコー』(原作:くらもちふさこ)を撮られた方です。 ゲストは阿佐ヶ谷スパイダースの伊達暁氏。学生時代からの演劇活動、…

名人、逝く――竹本朝重先生のこと

私は20代前半の頃1年ほど、国立劇場の歌舞伎俳優養成所、なるところに通っていた。 歌舞伎にハマってしまい、ムコーミズに飛び込んでしまったのだ。いろいろあって2年満了のところを1年で辞めるんだけれども、その1年間は伝統芸能にドーップリと漬かる毎日だ…

白央的・街角スナップその3

うちの近所にあるとある衣料店のマネキンです。 私は彼女を見るたび、恐ろしくて仕方ありません。 右の人形、ちょっとアップにしてみましょう。

書きそびれる毎日―おくやみ、三人の方へ―

目まぐるしい。いろんなことを書きそびれている。一挙にメモがてら、書き残しておきたい。○逝く人々 まず、ポール・ニューマン。私ごときが何を書いても、なんだか失礼な気がしていた。そうこうするうち、一ヶ月以上。偉大なひと、という印象。俳優としての…

よせばいいのに総理大臣のことなど

ちょっと時が経ちすぎないうちに書き留めておきたい。 麻生太郎首相、「連日豪遊」「でもホテルのバーは安い」だのなんだので叩かれてますが……これ、実数として(ここポイントね)、本気で「ムカつくーッ!」って怒ってる人、そーんなにいるもんなんでしょう…

『篤姫』定点観測 その10

もはやすーっかり熱の冷めてしまった『篤姫』です。あの情熱はいずこへ……そう、最近は「口さがないことをワザワザ書かんでも」と思ってやり過ごしてきました。しかし、やーっぱり(よせばいいのに)書かずにはおれない。 ああ……小手先だ! あの充実していた…

『だんだん』への私なりの賛歌 ―山口翔悟の流し目―

「鏡よ鏡……日本で今、いちばん『陶酔』している人はだあれ……」 「はい、それはNHK朝ドラ『だんだん』にご出演中の、山口翔悟さんです!」 これでピンと来る人、けっこういるんじゃないだろうか。 いやーーーーーー、すっごいんだから山口翔悟。毎日毎朝、彼…

最高!『バンク・ジョブ』〜最近の映画メモから

『バンク・ジョブ』 今月22日から公開の本作、最高! その名の通り銀行強盗の話ですが……すべてが思いっきり、ベタ。なのに、面白い。これが素晴らしいじゃありませんか。例えばあなた『水戸黄門』を映画化して観客に「最高!」と言わせたらすごい監督だと思…

バラク・オバマ大統領、誕生

アメリカ第44代大統領、バラク・オバマ氏が大差で圧勝。 で、一日経って。なんていうか……さほど日本ってこのことに総体的に関心ないんだなあ、っていうのが私の感想。テレビ、という点だけでいうと各社さほど報道に熱が入ってないというか。事実報告に終始し…

小室哲哉、逮捕さる---まつわる雑感

驚いたのは、顔だ。 あれは小室哲哉であって小室哲哉ではない。あそこまで変わるとは……よく、成功と引き換えに悪魔に魂を奪われる、なんてストーリーがあるでしょう。魂を売った、とかそういうことではなく、何か人間の根本にあるエナジーや自信、「よりどこ…

いまいちど、『赤い風船』&『白い馬』

以前ここでもお伝えした映画『赤い風船』『白い馬』ですが、現在新宿でかかってるよう。伊勢丹のおとなり、新宿ガーデンシネマにて。劇場情報は→こちら。 詳しいことは以前の日記(こちら)を参照してほしいんですが、ぜひぜひ、スクリーンで味わってほしい…