いまいちど、『赤い風船』＆『白い馬』

　以前ここでもお伝えした映画『赤い風船』『白い馬』ですが、現在新宿でかかってるよう。伊勢丹のおとなり、新宿ガーデンシネマにて。劇場情報は→こちら。
　詳しいことは以前の日記（こちら）を参照してほしいんですが、ぜひぜひ、スクリーンで味わってほしい佳篇だ。私はどーにも「ジブリ」が苦手なんだけれども……
（嫌い、ではない。苦手なのだ。詳しい説明は省くが、黒澤明の「現代劇」にに通じるような「窮屈さ」を感じる、というのが理由のひとつと、何かイチャモンつけようものなら「これをみて感動しないなんて……」と、イキナリ白い目で睨まれそう、声にならぬ攻撃をしてきそうな有象無象が死ぬほどいそう、というのが主な理由）
　あら……随分カッコ部分が長くなって忘れちゃった。いや、シンプルに「映画の夢」というものを存分に堪能させてくれる作品なんですよ本当に。『白い馬』が始まった途端、私は映画しかつくり得ないファンタジーにスーッといざなわれた。映画しか生み出せない夢の世界。CGやアニメーションでは絶対につくり得ない、ゆめまぼろし。あんな気持ちになったのは何年ぶりだろう。劇場という空間と素晴らしい作品、そのパーフェクト・マッチを久しく味わっていない方は必見！　14日まで。

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