2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

最近の映画メモから

うまれてはじめて試写室で「最低!」と声に出して叫んでしまいました(本当)。 あはは、まだこんなパッションが私の中に残っていたとは。ハタ迷惑だねえ……でも、こらえきれなかったのだからしょうがない。『ウルトラミラクルラブストーリー』という映画の話…

木村大作さんにインタビュー

誰もが知ってる作品ぞろい。 そのフィルモグラフィーをちょっと拾っても、『八甲田山』、『鉄道員』(ぽっぽや)、『華の乱』、『火宅の人』、最近だと『憑神』……映画撮影に携わって50年のキャリアを持つカメラマン、木村大作氏。 去年の9月に放映された『情…

小村雪岱の古びない美しさ +『グラン・トリノ』公開

表紙に「小村雪岱」の名を見つけて、瞬間的に手に取った。 コムラ・セッタイ――ずーっと気になっていた名前。今風にいえば、鬼才のグラフィック・デザイナー。泉鏡花や、鏑木清方にも認められたその人。 今発売中の『暮らしの手帖』に、彼の8ページ特集が組…

草磲剛が脱ぎ捨てたもの・2

やられた……。 とある方が書いてらしたが、 「これからは『スマップ』ならぬ『スマッパ』でいくのはどうだ」 というのに私、大笑いしてしまいました。あッははははは、メンバー、この話に乗ったら「粋」だよなあ。その昔「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」なー…

草磲剛が脱ぎ捨てたもの・1

女の人には分からないでしょうね、男が「タチション」してるときに感じるあの爽快感を。ええ分かりたくもないでしょう。 私の察するにですね、草磲さんは多分、大酔っ払いになって帰り道、あの公園で「もよおされた」んじゃないかと思うわけです。チーッと放…

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吉村公三郎監督について

吉村公三郎という名前、知らないかなあ。 高峰三枝子の戦前の大ヒット作『暖流』で一躍スター監督となり、戦後は原節子主演の『安城家の舞踏会』などでこれまた高い評価を得た監督です。 しかしまあ、今では殆ど忘れ去られちゃった監督といっていいだろう。 …

『赤い城、黒い砂』に対する正直すぎる損な感想

いいねぇ、黒木メイサ! 思わず膝を打っちゃいましたよ。 まさに主役の華、出てくるだけで舞台がパーッと明るくなるよう。観てまいりました日生劇場四月公演、まずちょっと粗筋をご紹介。15日(水)の感想を。

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『ジェーン』でのコラムと、早田雄二さんのこと

『ターザン』の姉妹誌は、やっぱり『ジェーン』なわけです。 14日に発売になった『jane,』(マガジンハウス)、こちらでコラムを書かせて頂きました。 「伝説の日本女子美研究」と題して、映画女優・岡田茉莉子さんのことを書いております。 日本映画黄金時…

四月大歌舞伎・2

□『曽根崎心中』 お初=もちろん坂田藤十郎 徳兵衛=翫雀 すごいなあ……すごいよぉ。 政府はただちに「高齢化社会の輝かしきシンボル」として山城屋(藤十郎さんの屋号)をイメージキャラクターに登用すべきだ! いや、マジでそう思う。昭和6年というから……おん…

四月大歌舞伎・1

□4月14日(火) 四月大歌舞伎 夜の部 『彦山権現誓助剱 毛屋村の段』 お園=福助、六助=吉右衛門。 しかしまあ……スットンキョウな芝居だ。まずちょっと我流あらすじを。 1:主人公の百姓・六助のところへ、旅の途中のバアさんが「泊めて」とやってくる。 …

子孫あれこれ〜最近の雑記

1週間のご無沙汰、白央です。 今日は最近のとりとめもないアレコレを列記雑記。半蔵門では石楠花が咲いてました。花水木も街のあちこちで咲いている。いい季節だなあ。 □□□□□□□□□□□□□ ご存知ですかこの方。Metisさんというお嬢さん、レゲエの歌手なんだそう…

『つばさ』から思う朝ドラ小論・もっと受難を!

まさにこれぞ「正調・朝の連続テレビ小説」ってな感じですね、開始2週目の『つばさ』。 ○ところ=「小江戸・川越」 ○舞台=老舗の和菓子屋さん ○ヒロイン=新人女優、女将=大女優 このへんの超・安定感あふれる雰囲気を、「今は」、楽しめる。楽しんでいる。

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『ワイナート』、リニューアル

ワインの専門誌『ワイナート』(美術出版社)がリニューアルして発売中! 創刊10周年を記念して、「より親しみやすく」を目指した改変ということです。 より親しみやすく……ということからでしょうか、私のような門外漢にもお声を頂きました。華道家の假屋崎…

「週刊現代」にて立ち飲み特集+観桜記

発売中の「週刊現代」にて、企画・構成を担当した記事が載ってます。 「進化する立ち飲みの名店・東西6」 最近面白い立ち飲み増えてるなあ、微細化してるなあ、と思ってできた企画。あんまりマニアックなのは入れませんでしたが、いずれも活気あふれるいい…

国立博物館へ・2 〜阿修羅編

やっぱり、いた。 現在開催中の『国宝 阿修羅展』、先週の金曜にいってきたんですけれども、案の定歌ってるかたがいらっしゃいました。もう分かる方は分かりますね。 「チャーチャーチャッ! チャーチャーチャッ! チャッチャ〜ラ チャラララ〜……」 はい、ド…