2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

どら焼きの味

「朝なんかね、暑いのに行列が出来るのよ。それも毎日なんだからねえ」 もう子供を乗せなくなって久しいだろう、自転車の後部シートに荷物をくくりながら、おばさんが教えてくれた。 板橋区のとある商店街を歩いていたら、随分と繁盛しているお菓子屋さんが…

HOW IMPRESSIVE! 〜中森明菜「艶華」

どうにも納得できないのが中森明菜様の新しいアルバムのポスター。これです↓。

Numero TOKYO (ヌメロ・トウキョウ) 2007年 08月号 [雑誌]出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2007/06/28メディア: 雑誌この商品を含むブログ (3件) を見る

「Numero TOKYO」にてミニコラム

本日発売の「Numero TOKYO」でコラムを書いています! 毎回ワンテーマ決めて特集を組むこの雑誌、今回のテーマは「アムール」……様々な愛の形が多角的に表されていますが、私が書かせてもらったのは「昼メロにおける愛の形」。名作「真珠夫人」を軸にそのパタ…

噴飯……山口県母子殺害事件に関して

■「噴飯」 [名]スル《おかしくて、食べかけの飯をこらえきれずに噴き出す意から》がまんできずに笑ってしまうこと。「彼の弁解は―ものだ」(大辞泉より) ったくよォ……ナメんじゃねえぞコラ! などと似合いもしない不良言葉がつい口から出てしまう。山口県…

渡り鳥に恥をかかされた雨の午後

新宿駅西口から地上ロータリーに出ると、一台の街宣車が音楽をかけていた。大きなスピーカーから大音量で「♪ズンッ、ズンッズンッ、ズ・ン・ド・コッ!」のフレーズが流れる。当然のごとく、それに続いて私は「きっ・よっ・しっ!」と心の中で合いの手を入れ…

大幅改稿・ミートホープ社長・田中稔氏に想う

連日、北海道・苫小牧のミートホープ社による牛肉ミンチ偽装事件がトップニュースとして扱われている。特にワイドショーの念の入れよう、なんだか私には執拗なレベルに感じられて、ちょっとビックリ。ワイドショーにおける最大の視聴者・主婦にとって「自分…

1週間の心辺食雑記

こんにちは、大原麗子さんのあだ名が「ビッチ」だったと知って驚いている白央篤司です。 いいえ、あの英語の「bitch」とはまったく関係なく、小柄な大原さんをからかった「チビ」をひっくり返して出来た言葉だそうですが……誰も意味知らなかったんでしょうか…

「階段落ち」の人々

うーん昨日の日記、読み返してみてもコーフンしてるなあ、私(笑)。 あはは……鼻息の荒い文章だ。まさに「ペンを取らずにはおれなかった」みたいな、ありがちな表現がピッタリの語調ですね。まあ実際はペンでなくキーボードなのだけれど。 さて今日は、昨日…

遠野凪子はすでにシシーである――「麗しき鬼」

いやー素晴らしかったですね今日の「麗しき鬼」、ご覧になった方いらっしゃるでしょうか。あの延々5分以上はあろうかという、遠野凪子vs.金子さやかのバトル、その燃える葛藤の凄まじさを! 大沢逸美が作中死んでしまってからというもの、このドラマに対する…

「CDジャーナル」で「ヒロポン映画劇場」掲載中!

今日発売の「CDジャーナル」(音楽出版社)で書いてます! 第8回目となる隔月連載「ヒロポン映画劇場」、今回は昭和32年の日本映画『夜の蝶』について。銀座のクラブを舞台に、京都・祇園のマダムと銀座のママが意地を張り合う……という内容。どちらも実在の…

菊うら、石ばし、先週の食雑記

あんまり先週の雑記記録が長くなっちゃったので、今回は月曜日に食べもの記録を移動。自分の記録だけだと本当に天下泰平な感じだが、世の中のニュースは暗澹たるものばかり。社会保険庁のニュースなんて、耳を覆いたくなるような話ばかりだった。コマーシャ…

原節子、山田優、『浮雲』先週の心辺雑記

思えば、本当にヘンなガキだった。小学校4年生、10歳のとき私は、仙台の「141」というビルにあった本屋さんで一冊の本に出会った。その表紙にドーンと載っていた女優の写真に、私は心奪われた。きれいな言葉で臆せず書くと、陶然としたのだと思う。その人の…

ゴーストライターの呟き

「俺さァ、芸人Zのネタずっと作ってきたんだよォ。けどよ、あんまりギャラ安いから辞めたわけ、こないだ。だからアイツ最近つまらねーんだぜ」 ベロンベロンなその口調、明らかに酔っ払っているその方は、見ず知らずの私にそんなカミングアウトをなさいまし…

日本男子おかっぱ考

先日、私は「日本婦女おかっぱ考」なる題のブログを書いた。 一部女性著名人が「おかっぱ」にハマるその不思議を考えたのだった。 (その日のブログ:http://d.hatena.ne.jp/hakuouatsushi/20070601) ある種の女性にとっては、この髪形はたまらなく強力な引…

キャロル・キング、正岡子規、最近の雑記

キャ、キャロル・キングが日本来るそうですよみなさん! 7月発売11月来日というからまだ先のトピックなんだけど……ああああああもう楽しみで仕方がない! 取れるかなあチケット、いや、絶対取る! なーんて、何十年来のファンがたくさんいるというのに、最近…

acteur(アクチュール) No.7 (2007 JULY) (キネ旬ムック)出版社/メーカー: キネマ旬報社発売日: 2007/06/11メディア: 大型本購入: 3人 クリック: 45回この商品を含むブログ (9件) を見る

キネマ旬報別冊「acteur」発売中!

現在キネマ旬報社から発売されているムック「acteur No.7 2007 JULY」号でお仕事しております(小栗旬さんの表紙が目印)。昨夜、日本テレビ系「NEWS ZERO」でも取材を受けられていた演出家・長塚圭史さん、彼の対談ページでお手伝いをしました。ゲストは女…