日本男子おかっぱ考

モーニング編集の加藤にも似てる


 先日、私は「日本婦女おかっぱ考」なる題のブログを書いた。

 一部女性著名人が「おかっぱ」にハマるその不思議を考えたのだった。
(その日のブログ:http://d.hatena.ne.jp/hakuouatsushi/20070601
 ある種の女性にとっては、この髪形はたまらなく強力な引力を持っているように思える。そして今日、「笑っていいとも!」を見ていて私は、ハタと閃いた。
 テレビに映る南海キャンディーズ・山ちゃん……「あ、これもひょっとして『おかっぱ』なのかも……」


 (来宮良子の声で)心の中で、何かがドミノのように、重なり倒れてゆく。
 そのドミノのひとつひとつの描かれているのは、おかっぱ愛好女の面々とはうって変わって「面白い」顔の数々……次々に思い浮かぶ男・おかっぱの面々……。


ザッと書き表してみても、雨上がり決死隊蛍原徹バナナマン日村勇紀、ペナルティ・ワッキー脇田寧人)、ふかわりょう……まあ見事にお笑いばっかり。というかこの髪型は「おかっぱ」と呼んで差し支えないものなんだろうか……ちょっと違う気も……。

<参考資料>
   


 まあともかく。男性がこの髪型をやるというときは、それだけでひとつの「飛び道具」にしている、という考察にも何にもなりゃしないオチですね。しかもこの髪型増えすぎて飽和状態だし。男子お笑い界における「おかっぱ」は自らその首を絞めているともいえるわけです。なんだそりゃ。
 しかし、ここで鑑みたいのが「マジでやってる」と思われるレアなケースだ。いいと思ってるのか。なぜずっと続けるのか。
 その東の横綱といえばやっぱり「宮史郎」さんでしょう。名作漫画「編集王」をはじめ土田世紀の漫画のキャラとしても多数登場してるので、知ってる人も多いと思う。あの意固地なまでにエバーラスティングな髪型は、女優界における「南田洋子」にもはや匹敵。
 と、ここで画像をアップしようと思って検索してみれば…………あら? ちょっとおかっぱとは違うような……単なるロング? なんだか襟足が長いだけのような気も……。



 なんとういうことだ。生まれてこの方「宮史郎=おかっぱ」だと信じ込んできたというのに……ええい仕方ない、正真正銘、日本の「男・おかっぱ」代表にして良夫の鑑、この方に登場していただいてシメとしましょう。どうぞ!





















向井万起男さん



 我ながら強引なオチですが、たまにはこんな日もね……(汗)。男性が「ネタ」ではなく、この髪型を選ぶ理由ってのも、古きインテリの香りとかヨーロッパ的(主にフランス・パリ)デカダンの匂いとか色々ありそうですが、まあそれはまたいつか。



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