2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

 ごまん・にせん・ごひゃくえん

これが、「52,500円」する。 私は、のけぞった。 そしてさらに、下を見れば。 「お買い上げ済み」の札が! 私は、さらに、のけぞった。 私はまだまだ、世の中を知らない。 ☆・こちらもよろしく・ごはんブログ→「白央篤司の独酌日記」 つぶやいてますよ、けっ…

 神宮前2丁目って面白いエリアだね、けっこうやみつきよ

Numero TOKYO (ヌメロ・トウキョウ) 2009年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2009/09/28メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (3件) を見る 昨日発売になった雑誌「Numero」で書いてます。 原宿特集。 僕は神宮前2丁目…

 アリシア・デ・ラローチャ、逝く

アリシア・デ・ラローチャが亡くなった。86歳。 スペインが生んだ大ピアニスト。 たまらなくなった。 確かに、お年といえばお年だ。でも、不意だった。悲しくなった。 訃報を聞いてから思わず、という感じで彼女の録音をCDケースから引っ張り出して聴いた。…

ペットのこと、本のこと

椎名誠さんの対談集『いまこの人が好きだ!』を読んでいた。昭和58年に出た随分古い本だが、激しくメモしたくなった箇所があったので、ここに記しておきたい。 ――東武動物公園園長(当時) 西山登志雄さんのことば『ペットを買っている人は一見、動物愛護の…

 君はスワンシスターズを見たか?

さすが、というか。独壇場、というか。 発売中の『週刊文春』、林真理子の『夜ふけのなわとび』を読んで「なるほどなあ」と呟く。 首相夫人・「鳩山幸」に関して、女性誌と男性誌における彼女の捉え方の違いを明確に判じている。 このひとは、本ッ当に「有名…

 最近の備忘メモから

「春分・秋分の日を中日として、その前後七日間に行う法会」 はい、恥ずかしいお話です。 私は「お彼岸」というものの定義をキチンと知らなかったんですね。調べりゃすぐ分かることなんですが。というわけで自習してみました。小学館「言泉」より。 なるほど…

 「牽引力」のある女優、松たか子

『ジェーン・エア』 (9月17日 夜の部) 本作を、松たか子独演のひとり芝居ミュージカル『ジェーン・エア』として観たい。大上段にいわせてもらえば、やらせてみたい。 それほどに、松たか子が素晴らしかった! なんといってもこのひとは、舞台人として最も…

 鏑木清方の『鰯』はショート・ムービーだ!

いきなりですが……日本の美術館の名前って、どーにも素っ気ないなあと思いません? 「国立西洋美術館」「国立新美術館」「東京都国立近代美術館」「東京現代美術館」「東京都美術館」……ああもう漢字ばっかり! 直截的なんだけどさあ、どーにも味気ないという…

ゴーギャンって、パンダだったのね。「申し訳ありませんが、立ち止まらずご覧下さい……」 「ゆっくりとお進みになりながらのご鑑賞をお願い申し上げます……」 こんな言葉が静かに連呼される美術鑑賞。上野動物園の「パンダ初登場」かーーーっ! ああああああ思…

 白央的汐留散歩

これ、何だと思いますか? 「単なるカフェとかじゃないの?」 そう思われるでしょう。ええ、私もそう思いました。しかしこれが近寄ってビックリなのでした。 昨日の浜離宮庭園の帰り、勢いに乗って「汐留」、なんてよく聞くけど全然行ったことない場所を歩い…

やはり小言めくワタクシ

東銀座で試写のあと、ぽっかり2時間空いたので浜離宮の恩賜庭園に行ってきた。 元々徳川家のお屋敷、四代将軍(いきなり注釈入りますが、これ「よだい」ね。「よんだい」じゃないのだ)家綱の弟、松平(どうでもいいついでに、これも第一アクセントで呼んで…

妄想・『悪女商店街』

東中野にて発見。 この看板を見た瞬間から広がる脳内妄想……出てきたのはまず、懐かしの「ドリフ大爆笑・もしもシリーズ」これですね。「もしも超・エラそうな中華屋さんがあったら」 迫力満点の女主人が横暴のかぎりを尽くす中華料理屋。作るのは全部客。女…

渋谷区道玄坂のマネ子ちゃん

以前にもこのブログでご紹介した、渋谷は道玄坂にたたずむ渋谷ナンバーワンのアヴァンギャルドなマネキン、マネ子ちゃん。いきなり何をいっているのかお前はとお思いでしょうね。いるんですそういうマネキンが。ここでは仮にマネ子とする。 マネ子は黒人より…

 昭和的連想芸能放談

なんだか、飽和状態の酒井法子関連。 芸能ネタとして、「オーバードーズ」状態この上ない。 週刊誌では「継母がついに語った!」と題して酒井の出自などを述べているが……私はもう、一切の興味を失った。 罪に対して、ツッコミが重くなりすぎでしょう。 確か…

 女優・大谷直子さんの「告白」

『週刊現代』(9/5 夏の特大号)に驚かされた。 この中の特集『脱いだ女 脱がなかった女の50年史』でのこと。はい、なんだかすごいタイトルですね。「いやらしい……だからポストとか現代ってキライよ」と眉をひそめるご婦人もいらっしゃいましょうが(いない…