2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

歌舞伎座建て替え

随分間抜けなタイミングですが 2週間ぐらい前に 「歌舞伎座建て替え」のニュースが発表されました。 聞くところによると ずーっと前から懸案はあったそうですが とうとう本決まり。 私は「ああ、やっとかい」ぐらいの感想でしたが ここにきて私の周囲から「…

陽気な幽霊になってくださいね コンスタンス・カミングスの訃報

いきなりまたマニアックなことからすいません。 イギリスの女優コンスタンス・カミングスの訃報を聞いてビックリ。 って……まだ健在だったことのほうがだいぶ驚きだ! 私もこの人ノエル・カワードの 舞台劇の映画化「陽気な幽霊」 (監督は『アラビアのロレン…

つれづれなるままに抜弁天

今の家に引っ越してからはや5ヶ月。 新宿区の抜弁天というところですがここがまあ たいそうな下町なんですわ。 まるで懐かしのTVドラマ「ありがとう part.3」の世界。 園佳也子とかひょいと出てきそうな感じ。(わかる?) いまどきピンクのカーラーまいた…

浅田真央の「根性」

まったく未知の世界だが ニュースで微笑む15歳のフィギュア・スケート選手、 浅田真央のコメントに軽く驚いた。 天才少女として業界では以前から有名な存在だったようで、 「年齢制限を超えて次の五輪へ特例出場か!?」 と言われるのほど逸材なんだとか。へえ…

「偽りの花園」―ベティ・デイビスの怪演に酔う

※今日は古いアメリカ映画とか演劇に興味ない人は 読まないほうがいいかもです。 ちょっとマニアックに長いビデオ批評。 ベティ・デイビス、ウィリアム・ワイラー、 歌舞伎などお好きな方はどうぞ。 A・ヘップバーン主演の「噂の二人」やジェーン・フォンダ主…

life settlement --少し前のニュースから

ちょっと前のニュースで 「生命保険の死亡前譲渡」というのがあり 興味深く読んだ。うまく説明できないが書いてみたい。 Aさんは現在回復不能の末期がんに冒されている。 余命はほぼ1年を切った状態。 現在未承認の新薬を延命をかけてトライしたいが 保険診…

酉の市――日曜夜の日記を今更

随分間抜けなタイミングの報告になりますが 新宿・花園神社の酉の市に行ってました。 今年は二の酉までしかなく、月曜はごった返すに決まってるからと 日曜の遅く、前夜祭にちょろっと出没。 今の屋台ってすごいですね。 昔ながらの焼きそばやら何故売ってる…

いいわけとお礼

はいすいませんサボってましたブログ。 いやー年末の足音が怖いッすねー編集業界。 詰め込みで単行本作っては帰りがけ命がけで 飲んだり遊んだり。 不思議なもので適当に忙しくフツーに帰れるときほど 遊びませんね。 「なんでこんなに働いてんだよ俺はチク…

明菜、紅白出場の噂

はじめてみたのは 忘れもしない「ザ・ベストテン」 北海道からの中継でその人は歌っていた。 ときに私小学校2年生。 なんていうか……失笑されること覚悟で言うが 一目ぼれしたような気分だった。あー書いちゃった。 「むんず」と胸つかまれてたような気分。 …

ハードボイルドな漫画・「失踪日記」

この作品のすごいところは 自己演出・自己脚色を一切排除して描いているところだと思った。 ホームレスをしていたとき、物あさりをしていたとき、 日銭を稼いで酒を飲み野に暮らしていたときに周囲から 「こう見られていた」「こう思われていた」という 表現…

『失踪日記』(吾妻ひでお:著)

この作品がドラマ化されるとの情報を聞いてちょっとビックリ。 吾妻ひでお公式HPで書いてあるから オファーがあったのは間違いないんだろうが…… できるのか!? やっちゃうのか!? 『失踪日記』は今年の3月に発売になった漫画で 作者の放浪生活(そんななま…

シネマ古今東西―150人のイラストレーター映画を描く

見つけて即買いしました。 大御所から同年代まで一挙に150人もの イラストレーターが、自分の大好きな映画の イメージを表現し合ってる、とっても贅沢な本。 2人のイラストレーターが たまたま一緒の映画を題材に選んでる場合なんて めちゃくちゃ面白いです…

朗報・名画座復活

素晴らしいニュース! 粋だなあ、かっこいいなあ!! 何を興奮してるのかというと、 さる弁護士のかたが資財を投じて 名画座を建てるというニュースを今知ったのだ。 こんな有意義なお金の使い方ってあるだろうか。ものすごい文化的投資。 「自分を育ててくれ…

動物の看護師さん from 北海道

北海道から友人が上京。 彼は動物の看護師になるべく北海道の地に赴き 就学していたのだが今年の春から本格的にプロとして働きだした。 名作漫画、佐々木倫子の「動物のお医者さん」のような 世界かとワクワクして話を聞けば、現在のペット産業のダークな部…

氷解する喜び−名映画評論家・ポーリーン・ケイル−

明かりが消えて映画がはじまる -ポーリン・ケイル映画評論集作者: ポーリンケイル出版社/メーカー: 草思社発売日: 2003/10/22メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (3件) を見る氷解する喜び。 ポーリーン・ケイルの評論集はこの喜びと快感に…

慎太郎さん、杉を刈る

わかりやすい人ですね いやはやマッタク。 カラスに突かれれば都内カラスのホロコーストを計画し (たいして効果は上がらず。どーなったんだ!?) 自ら花粉症に罹患すれば今度は杉大伐採計画か……。 なーんかつっかえる。なーんかひっかかる。うかがってみた…

戻れる人々−TVオネエ界の強力新人−

こないだの「おしゃれイズム」(日本テレビ系)を見ていて 感を新たにしたことがひとつ。 ↑「IKKO」さんというメイクアップのかたが メイン出ていたがセットで出ているのがKABA.ちゃん。 このときのサブタイトルが「カリスマお姉キャラがリアルな恋…

語学の天才・日出処の天子

聖徳太子に関して初耳な解釈を 小耳に挟む。 「7人の言うことを一度に解した」という 有名なエピソードなんだが それは「7ヶ国語」に通じていたのではないか という学説があるのだそう。 へえええ。これって結構有名なんでしょうか。 渡来人の多かった時代…

「田中希代子―夜明けのピアニスト―」を読んで

膠原病。それは人間の肉体組織の間に 炎症を起こし動作不能とする症状。 彼女の場合は「手」にきた。 彼女は、ピアニストだった。 田中希代子、順調なキャリアと 豊かな才能に恵まれた伝説の人。 時に36歳の冬であった。 生きていれば72歳、戦後すぐに フラ…

マニッシュにして精悍・「西本智実」という指揮者

肩の冷たさから軽い悪寒をおぼえて目覚める朝。冬が来たなあ…と実感した今年初めての日。 いきなりスコーンと来ますねえ、挨拶ぐらいしたらどうか。予告してくれれば掛け布団でも出しておいたのに…と詮無いことを思う11月11日。 毛布をかぶりなおして、テレ…

ディープメイク・その3つのパターン

おとといの日記では 「厚化粧」の芸能人について書いたんですが 少なからず反響を頂きました。 「八代さんって厚化粧じゃなくてメイク映えするだけなのよ」 「ナチュラルにみせながら結構濃い人っているよ、○○さんとか」 いや、詳しくはかけませんが(笑)。…

求む年収2000万以上

財布をずっと探している。 ちょっとした隙に盗まれたのが今年の夏で それ以来「急場しのぎ」な安い財布で過ごしてきた。 一目惚れできる財布に出会えないまま 霜月を迎えてしまった。ダメですね、財布が気に入らないと 気が入らない。なんか落ち着かない。 …