シネマ古今東西―150人のイラストレーター映画を描く

芸文社・2003年

見つけて即買いしました。
大御所から同年代まで一挙に150人もの
イラストレーターが、自分の大好きな映画の
イメージを表現し合ってる、とっても贅沢な本。
2人のイラストレーターが
たまたま一緒の映画を題材に選んでる場合なんて
めちゃくちゃ面白いですよ。
山本タカトさんと大御所・宇野亜喜良さんがヴィスコンティ
「ベニスに死す」を題材にしてるんだけど、まーったく画風も色使いも違うのに
(当たり前だ)どちらからも、見事にあの映画がホーフツさせられる。
パーッといろんなシーンが脳裏に浮かぶ。
ああ、みんなこの映画が大好きなんだなあと、思わず楽しく嬉しくなっちゃう佳本です。
いずれもにその映画にたいする短文がついてるのですが
すごいですね、さすが一家を成す人は文章もうまいなあ。
絶対お買い得です。


シネマ古今東西―150人のイラストレーター映画を描く

シネマ古今東西―150人のイラストレーター映画を描く