2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

エディソン・チャンから思う「流失罰」について

エディソン・チャンの一件って、世間一般的にどう思われてるんだろう。このセックス・スキャンダル自体よりも、世の関心がどこにあるのかが私は気になってしまう。 このニュースを聞いて、あなたは最初に何が胸に浮かびましたか? 女優やスターの私生活、セ…

亡くなっていたんですね・2 エレオノラ・ロッシ=ドラゴさん

中学生ぐらいの頃、何かの本でこの人のプロマイドを見た。それはそれは、綺麗な人だった。イタリアの女優さんということが書いてあった。ソフィア・ローレンよりも整った美貌で、シルヴァーナ・マンガーノほどきつくなく、アニタ・エクバーグのように肉感的…

三浦和義は「男アグネス・チャン」である

「一美ィッ!」 そうやってあの人は、テレビの中でさめざめと泣いていた。 周囲をはばからず泣いたかと思うと、 「私は被害者なんですよっ!」 と居丈高になり、声を荒げる。そのテンションの変わりっぷりが……なんともドラマティックであった。そう、まさに…

岩松了作・演出 『恋する妊婦』

舞台が嫌いだ。 厳密にいうなら、ストリートプレイの舞台が嫌いだ。理由は単純、つまらないから。これに尽きる。舞台、というものは究極的に「観る側」よりも、「演じる側」のほうが楽しいものだと私は思っている。私も舞台経験があるが(もちろん、超極小劇…

亡くなっていたんですね・1 ダン池田さん

ダン池田――この名前を知っている人も、私の世代がギリギリ最後だと思う。というか、同年代でも少ないだろうなあ。萩本欽一が司会をしていた「オールスター家族対抗歌合戦」のバンマス、そして「芸能界本日モ反省ノ色ナシ」という本を書いた人。 亡くなってい…

大河ドラマ「篤姫」

いやぁ……いいですね、ハマってます「篤姫」! 24日の松坂慶子登場シーンなんてほぼ「漫画」なんだもの。慶子は姫の教育係、つまりはお目付け役なんですよ。これが「ビシビシやるわよぉ!」ってな強いタイプの女。京都から来てるもんで「あたしはエリート」っ…

acteur(アクチュール) No.10 (2008 MARCH) (キネ旬ムック)出版社/メーカー: キネマ旬報社発売日: 2008/02/21メディア: 大型本 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る

キネマ旬報別冊「acteur」にて―早乙女太一―

「どんな振りつけでも、一度で覚えちゃうんだよ。本当に凄い子だね」 国立劇場には、歌舞伎俳優養成所というところがある。 学生時代、私は一年ほどそこにモグリこんでいた。催眠術にかけられたように歌舞伎にハマってしまい、闇雲に申し込んでしまったのだ…

CD Journal (ジャーナル) 2008年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 音楽出版社発売日: 2008/02/20メディア: 雑誌 クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見る

「ヒロポン映画劇場」第12回・掲載中!

毎度おなじみ映画コラム、「ヒロポン映画劇場」が今日発売の「CDジャーナル」(音楽出版社)に掲載中。 今回は敬愛するジョン・ウォーターズの『フィメール・トラブル』を取り上げました。私、『シリアル・ママ』以前の作品の中で、これが一番好きなんですよ…

週刊現代「スペインバル特集」発売中!

本日発売の「週刊現代」3月1日号に、企画・取材をしたスペインバルの特集が掲載されています。 東西6件、「新デートスポット」という観点から記事をつくりました。いろいろあれこれ、少しずつ楽しめるのがバルのいいところ。タパス、ピンチョスといったおつ…

「いっぴきの虫」と市川崑

市川崑……愛されていたんだなあ。ブログをはじめとするネットはもちろん、あちこちで「追悼・市川崑」「ありがとう監督」というメッセージが見かけられて、改めてその人気ぶりに驚く。 みんな、好きだったんだねえ。うーん……そうだよなあ、今の70代から30代ぐ…

くっだらない最近の小ネタ集

オバマ候補……弟さんはいらっしゃらないんでしょうか。 ああ、もしもいるならばお二人で「海原オバマ・コバマ」っていうネタできるのに。ああ本当にくだらない。でもこのネタなんだか気に入っちゃって。って元ネタ分かる人も少ないでしょうね。 最近、ちょっ…

細雪 [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2004/03/26メディア: DVD購入: 2人 クリック: 140回この商品を含むブログ (74件) を見る

ある監督への謝辞――市川崑さん逝く

「こんなええもん、もうこの御時勢ではでけしまへん」(映画『細雪』より・1983) 岸恵子扮する長女・鶴子が、妹の絢爛たるきものを見て呟いたこのセリフ。市川崑の訃報を聞いて、しばらく経ってのこと。このセリフが急に頭の中で響いて、消えた。 もうあん…

倖田來未発言から思うシチメンドクサイ疑問

「倖田來未 の一件って、なんでこんなに長引くんだろうね?」 友人・マスコが不思議そうに聞いてくる。 そうだねえ……。 「35歳以上の出産って多くなってるし」 「トップセールスの人間に対する反感とか」 「便乗してストレス発散してる人もいるんじゃ?」 な…

女の事件簿―ミス日本にしてボンドガールだった女―

ちゃんと書き留めておきたい、と思いつつ時間が経ってしまった。私は未見だが、1985年の映画「007 美しき獲物たち」に出ていたという元ボンドガールにして元ミス日本、取貝麻也子こと村田麻也子被告の事件。 なんとまあ、きらびやかな経歴か。詳細は下に載せ…

続々・ボツネタ供養

とある天ぷら屋さんにて。 生簀(いけす)にメゴチが一匹腹を出して沈んでいる。見事な死にっぷりに驚き、 「これ、捨てないんですか?」 そう聞いてみた。すると店員さんは嬉しそうに微笑む。 「これは……僕たちの、おかずになるんです」 あはは、なーるほど…