2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

まとめ書き

なんだか引越しトラブルやら撮影やらと、随分ブログをサボってしまった……6日も書かないのは初めてかな。しかし、おかげさまで新居ようやく決定しました。「心配ですよ」と優しいメールを送ってくれた読者の方、どうもありがとう、とても励まされましたよ。し…

そしてラスト、「どんど晴れ」

「どんど晴れ」終わりましたねえ……。 決して熱心なファンではなかったが、主役の比嘉愛未の女優としてのメタモルフォーゼ、(うまくなる、とか決してそういうレベルではないのだけれど)役にシンクロして、輝きを増していくさまは中々に素敵だった。最終回、…

ミミズと酸素、そして茸

先日雑誌を読んでいたら、こんな見出しが。 「ミミズ八千万匹」 誰ですかイヤらしいことを考えているのは。なんでも香港で、生ゴミを処理するプロジェクトとして現在ミミズが活用されているという。オーストラリアの企業が開発したシステムにより、「生ゴミ…

○『僕のピアノコンチェルト』 2006年 スイス映画 監督:フレディ・M・ムーラー 主演:テオ・ゲオルギュー、ブルーノ・ガンツ 公式HP http://eiga.com/official/bokunopiano/index.html

映画『僕のピアノコンチェルト』

今日は、昨日に引き続き、最近観た試写の感想メモ。○『僕のピアノコンチェルト』 「天才児」とは何か。音楽的神童が、「自分とは何者なのか」という自意識を獲得する過程を描いたストーリー。なんといっても興味深いのは、主人公を演じる少年自身(テオ・ゲオ…

○『サルバドールの朝』http://www.salvadornoasa.com/ (公式HP)公開中○『君の涙、ドナウに流れ』 http://www.hungary1956-movie.com/ 11月中旬公開だそうです

最近の映画メモ・1

今日は、最近観た試写の感想メモ。 独裁政権、他国の侵攻、大統領暗殺みたいなテーマの映画がなぜか続く。そしてまたどれも尺が結構あるんだこれが。重いテーマで長い時間……容易に「ハナチョウチン」なんかぶら下げている自分のバカヅラが想像できるではない…

女の【対決!】映画・第13回『Wの悲劇』(1984)

「私、お爺様を殺してしまった!」 劇中、若き日の薬師丸ひろ子が何度も叫んだこのセリフのインパクトたるや、それはそれは強烈なものでした。 公開された昭和59年、このフレーズは一人歩きして流行語となってしまったほど。 ひろ子の真似をする人々は多く、…

分かりやすい言葉

「週刊新潮」(9月27日号)の福田和也氏連載「闘う時評」が、非常に分かりやすく、まとまった文章で面白い。題して「国民を騙せなかった総理の悲劇」。戦後の「総理像」というものを、世代を三つに分けて論じているが非常に明快、重ねていうが、分かりやすく…

「ニュース常套句」の恐怖

おととい、21日のブログを読んでくれた人はご存知の通り、私は「今月いっぱいで出て行きます」と大家に見得を切ったにも関わらず、現段階で転居先が決まっていない。 (参照:http://d.hatena.ne.jp/hakuouatsushi/20070921) 結構自分では「なんとかなるさ…

「美容とは何か ゲスト:美川憲一さんを迎えて」

先日の「徹子の部屋」は、圧巻であった。 今話題のあの「造顔マッサージ」について、美川憲一と黒柳徹子が熱く語り合うのである。「美容」という奥様向けのテーマ&お昼向きなトピックであるにも関わらず、異様に「夜っぽい」雰囲気が濃厚な30分だった。 な…

32歳の挫折

「よい知らせではないんですよ……いえ、あの物件に勝るいいものを絶対に紹介してみせますからっ!」 アパマン渋谷店のAさんが私を激励してくれるが、その声が脳内で遠く小さくなっていく……。よい知らせでは、ない。ということは……ダメ。うん……ダメって、こと…

ピアニスト・小菅優のベートーヴェン

今月の9日に放送された「題名のない音楽会」のことを書きとめておきたい。この日は出光音楽賞受賞者による演奏だったのだが、中でも小菅優のベートーヴェンが素晴らしかった! ピアノ協奏曲第2番の一部が流されたが、美しい毬が転がっているかのような典雅さ…

改稿:ぬらりくらりと福田康夫

福田康夫の言葉というものに私は最近、妙な「懐かしさ」を覚えている。懐かしさ、という言葉の多くは概ね肯定的な意味合いで使われるが、この場合はちょーっと違うんだなあ。しかしまあネガティブでもない。というのは、こうだ。 なんだかねえ……最近ズーッと…

白金のもつ焼き「鈴木屋」

今日は食記録。 ここの「もつ煮」を食べたら……使い古された表現ですが、概念が変わった。マジで。 そんな店、鈴木屋を書きとめておきます。 まっさら透明な塩味のスープに、白く、ところどころピンク色をした綺麗なモツが盛られている。まるで、赤ちゃんの耳…

塚田真希・賛!

年をとる、ということは人間にとって種々の変化をもたらしていきます。それはネガティブ、ポジティブ共に様々な側面があるわけですが、どこか「スレる」という一面があるのは否めないように思います。そう、感動する心や、何かに対して「面白い!」と感じる…

安倍首相辞任に思う その2

この日記をつけているのは16日なんだけど、今店頭にある「週刊現代」の「安倍氏脱税疑惑」記事が辞任の後押しになった、というのはどーなんでしょうね本当のところ。その辺の後追い記事、テレビが中々見受けられないのが不気味だ。「日経BPネット」における…

安倍首相辞任に思う その1

「あんな時間に退陣発表するから、もう番組メチャメチャだよ!」ラジオを流しっぱなしの事務所で、そのとき打ち合わせをしていた。「J-WAVE」で人気DJ、ピストン西沢が大きな声でボヤいてるのがフト耳に入り、一瞬真っ白。止まる。ストップ。え……? パードン…