2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ジェーン・ワイマン逝く

ジェーン・ワイマンが亡くなった。まだ生きてらしたというのもちょっとビックリだが、93歳か。大往生、といって差し支えないだろう。 報道ではロナルド・レーガンの元奥さん、ということばかりフィーチャーされているよう。失礼だなあ、アカデミー最優秀主演…

淺本竜二さんのブログ

「いつも、昨日生まれてきた人のように、明日死ぬ人のように、世界を見られたなら」中野翠さんのエッセイで知った言葉だが、忘れられない言葉だ。今日は、そんな眼を持っているんじゃないかなと思うカメラマンさんをご紹介。淺本竜二さんという方がやってる…

ブラジル・フェスティバル

原宿駅で降りて代々木公園に向かえば、緑のあちこちから“のろし”が昇っている。それは、ブラジルの美味のしるし。モウモウと漂う煙りの下は、シュラスコの山! 代々木公園で開かれていた「第2回 ブラジル・フェスティバル」に行ってきましたよ。おりしもこの…

中村雀右衛門さんのこと

うわー……無念なり! 今月の27日に歌舞伎座で特別舞踊公演があるのだけれど、今日はそのチケットの販売開始だったのだが……取れなかった。いや、まだあるんだけど、「既に一等、二等、2万円と1万5千円のお席のみしかございません」と言われてしまったのだ……今…

家日和作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/04/05メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 41回この商品を含むブログ (135件) を見る

「家日和」奥田英朗:著

タイトルがすべてを表している。「家」というものだけが持ちえる、お日様のような温かさ、優しさに心和む6つの短編集だ。子供は親離れが進み、亭主ともさして会話のない主婦がハマるネット・オークション。「ロハス」熱に浮かされる妻に不安を抱く夫。リスト…

雑記アソート(改稿アリ)

人によって「車」というものは、「家の次に大きな買い物「自分を表す最大のアイテムの一つ」なわけだ。特に男にとっては「ステイタス・シンボル」の最たるものなのかもしれないし、よくその偏愛ぶり(土足で上がらせない、休日は車を磨き上げることに専念、…

夜は一緒に散歩しよ (幽BOOKS)作者: 黒史郎出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2007/05/16メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 6回この商品を含むブログ (21件) を見る

「夜は一緒に散歩しよ」黒史郎:著

頭が割れた女、ねじれた赤ん坊……そんなデッサンを一心不乱に描き続ける少女。何かがちょっとズレた世界が、どんどんその傾斜度を高めていく。歯をペンチで抜く女、墓地で行われる紙芝居……増殖する不気味な存在。ページをめくるごとに、底冷えするような恐怖…

「いきもの地球紀行・中尾ミエ」

みなさんもご存知かとは思いますが、世界には「有毒植物・有毒生物」というものがおります。 有名なところでは、トリカブト、ベニテングダケとか、トラフグ、コブラ、などなど。ご存知ですかカモノハシなんてのも有毒生物なんですよ。だからどうした。あ、ど…

15万ヒット御礼+宝塚と父の本棚

先日、宝塚に詳しい友人と話していて興味深い話を聞いた。今日はそれを枕に。 とある銀行の話。預貯金をしてくれた人に配る販促カレンダーのモデルに、さるトップスターをモデルに起用したところ、いきなり預金高がグーーーーーーーーーーーンと上がっちゃっ…