キャロル・キング、正岡子規、最近の雑記

名作「タペストリー」(つづれおり)

キャ、キャロル・キングが日本来るそうですよみなさん! 7月発売11月来日というからまだ先のトピックなんだけど……ああああああもう楽しみで仕方がない! 取れるかなあチケット、いや、絶対取る! なーんて、何十年来のファンがたくさんいるというのに、最近ファンになった私がこんなことを書くのもおこがましいな。しっかし楽しみ。おんとし65歳で海外公演嫌いの彼女、これが日本で見れる最後のチャンスなんでしょうね。今日はこの他最近の雑記を。


○病んでもなお目は曇らず、といきたいものだ
いきなり私事ですが、週明けから体調崩してたのがようやく復調。うーん……元気ないというか、病気のときってなーんにも書く気しないもんですね。何も浮かばないし、パソコン見るだけで疲れちゃう。と、ここで唐突ですが「正岡子規」はやっぱり凄い人なのだなあ、などと昨夜病床で思うわけですね。教科書載るだけあるわ。肺結核に侵されながら「病床六尺」なんて著作を出しつつ、その内容は決して陰鬱たるものじゃないんだもの。血ィ吐きながら自然とこころを見事に活写……なんと逝去一年前には病原菌に負けた体から膿を流しつつも「墨汁一滴」なんて作品を残してるんだもの。見習いたいものです。ま、その前に健康第一なんだけどね。
○お茶目な一面も
正岡子規、なんていうと国語の教科書でしかその存在を知らず、写真を見ても「よく落書きしたなあ」としか思わない方も多いでしょう(写真参照)。私もしました。でもねえ、この方のエッセイは素晴らしいですよ。取っつきにくいイメージもあるだろうが、もし機会があったら手にとってみてほしい。「墨汁一滴」はちょっと最初に読むには凄絶すぎるのだけれど、「病床六尺」なんてユーモアもあっていいと思う。そうそう、この人「升(のぼる)」というのが幼名なんだけど、それを取って雅号(俳句を詠むときの名前)を「野球」(の・ぼーる)なんてつけちゃうお茶目な一面もあったのだ。こういうエピソードを知ると私は、グーンと教科書の人が身近になってきて嬉しくなる。
○その他
真面目っぽいこと書いてますね今日私、似合わないのに。うーん……あとネタとして弱いんだよなあ……NHK野村正育アナウンサーが風邪気味なのか声がイガラっぽくて気になるとか……成瀬巳喜男の『浮雲』をウン十年ぶりに見たら「マンゴスチン」「ドリアン」なんてセリフが出てきてビックリしたとか……高峰秀子森雅之に妊娠を告げるシーンで壁に掛かってるカレンダーのイラストが原節子で、なんだか可笑しかったとか……。まあ今日はこんなところで。これから小学館に行ってきます。


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