草磲剛が脱ぎ捨てたもの・1
女の人には分からないでしょうね、男が「タチション」してるときに感じるあの爽快感を。ええ分かりたくもないでしょう。
私の察するにですね、草磲さんは多分、大酔っ払いになって帰り道、あの公園で「もよおされた」んじゃないかと思うわけです。チーッと放出したくなったんでしょうねえ。そこでジッパーをチャーッとおろし、ジャーッと放尿。
先も申しましたが、「あそこ」が風にフワーッと当たる心地よさというのは格別のものなのです。先ほど午前10:16分ぐらいのニュースによれば
「草磲剛容疑者は次第に酔いが覚めてきている状態ですが、まだ酔っているとのこと」
(日本テレビの「スッキリ!!」内のニュースに拠る)
まだ山のあなたは酩酊状態。それはそれは大変な量を飲まれたに違いありません。ええ、飲む分に出す分が比例するのは人間の必然。多分その放出に伴う快感たるや、黒部ダムの放水のごとく怒涛の勢いだったはず。ご存知ですか現場の檜町公園。東京ミッドタウンそばのあの美しい日本庭園、私は絶対に池の石灯籠めがけて草磲さんは放尿されていたと信じて疑いません。「石灯籠に向かって撃て!」だのなんだのいいつつ。
多量の放尿の開放感、あえてオッサンくさい表現でいきますが、「むすこ」が風に当たる爽快感。ましてや東京、今日は初夏のような美しい朝でした。その風はどれほど快かったことか。
ええ、このとき草磲さんは
「チンコ出すだけでこんなに気持ちいいなら!」
と思ってしまったのでしょう。ほんとか。そして生まれたままの姿へ……。
なーどと朝からフザけてますが……私がただひとつマジで気になるのは、
「そのとき脱ぎ捨てたのは、ジーンズだったか否か」
という点だ。
ま、簡単にみて「はっちゃけちゃったのね」ってなことなんでしょう。ちょっと遅れてきた「やんちゃ」という気がしないでもない。
しかし、いくら「やぶれかぶれ」状態だったとはいえ、草磲容疑者は殿堂入りを果たしたジーニストにして、日本有数のジーンズ蒐集家。ほんっとに好き、というか、もはやジーンズに対する思いは偏愛に近いのではないか。かつて某番組では「メンバーとジーンズ、どっちを助けるか?」なんてドッキリが真剣に組まれていたほどだし。
コレクターというものは、コレクションするものを愛しつつ、愛されている、という相互関係にある。それに囲まれていることで得られる安心感。コレクションするものは、「裏切らない」「私の愛を(存在する、というただそれだけのことで)返してくれる」という一種の擬人化をコレクターは無意識のうちにしているのだ。彼にとってジーンズとは、拠り所にして心のプロテクターでもあったのではないだろうか。その彼が、そのへんの「地べた」にジーンズを脱ぎ捨てていたのだとしたら――。
「裸だったら何が悪い!」
(職務質問時に警官にいったという草磲のセリフ)
なんだか急に、すごく大きな破滅願望をこのセリフから感じてしまう。シャレにならない心の壊れっぷりが垣間(かいま)見えるようで……なんというか人ごとながら、うら寂しい気持ちになってしまうのだ。
はい、すべては勝手な妄想。
○追記
各社とも草磲「容疑者」との呼称。あらま、ゴローちゃんのときのように「メンバー」じゃないのか。このへんについてはまた別に。
○おくやみ
小さい頃にテレビで見ていた人が亡くなるのは、どうにも哀しいですね。清水由貴子さん、自殺。介護疲れということらしいが、最後はテレフォンアポインターの派遣仕事をされていたというのが、どうにも切ない。『週刊欽曜日』での元気で明るい姿が印象的。
心から、ご冥福をお祈りします。
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○お知らせ
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