奇怪な事件、奇怪な人 −最近の事件簿より−

きたない

レコード大賞審査委員長失踪事件
なんだか奇奇怪怪、うさんくさいニュースですね
おまけに家まで全焼
(放火の可能性はいまのところ低いそうだけど)。
こういう芸能界を舞台にした女性週刊誌的事件、
なんだか久しぶりな気が。 ものすごく「怨」のムード漂う、きな臭い事件だ。


わたしはこの事件に対してとある違和感を覚えたのだが、
それは「いまどきレコ大にそんな権威あるのか!?」
というものだった。
もしこの事件が行方不明になっている方の
個人的な行動が原因によるものならば、
この違和感は単なる勘違いだけど……。
昔ならいざ知らず、 今レコ大のタイトルって何か利権を生み出すものだろうか。
違うだろうなあ。賞レースに実弾
(と、漫画ゴラクっぽいネームなどさり気なく散らしつつ)
とか使われるのかなあ。 審査委員長という役割がこの事件にどうからんでいるのか。
大変不謹慎だが……正直興味ある。
大体、これが何者かによる拉致だとしたら ものすごいリスクじゃないだろうか。
当然、被害者が無事帰れれば正体バレちゃうわけですからね。
「死なばもろとも」という 強い「負」の念が漂う事件……ここまで書いて
少し怖くなった。ほんとに殺伐。嫌なもんだ。


と、ここでフォローというわけでもないが
ちょっと前に日景忠男が逮捕されましたね覚せい剤で。
なんというか、ああ……間抜けだ。 ヘタレだなあ……。
ニュースにこぞって「故・沖雅也さんの養父」と 出るところがまたヘナ感を増して。
もう雅也待ってないんじゃないでしょうか。
しっかし折々で出てくる人ですね。
なんというか、一度芸能界の水を飲んだ人間って
よくもわるくも「名が出る」快感を忘れられないのだなと思ってしまう。
いや、忠男がこうなることを見越してシャブやったとは思いませんがね。
あのどんな取材にもいつまでもホイホイでてしまうところ、
露悪的なカミングアウトの連呼や、雅也との情事の暴露などあわせて考えるに
捕まった瞬間、なにか卑小な想いが 胸をよぎったに違いない
などと憶測…… いや、邪推してしまうハクオーでした。
私のほうがさらに、卑小ですな。


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● 今年の「日本レコード大賞」の審査委員長を務める阿子島たけしさん(65)(本名・毅、横浜市戸塚区吉田町)が12日以降行方不明となり、家族が捜索願を神奈川県警戸塚署に出していたことが15日、分かった。 阿子島さん宅は13日未明に火災で全焼しており、県警で行方を捜している。 県警や関係者によると、阿子島さんは12日夜、都内のディナーショーに出席し、午後11時ごろ、JR戸塚駅の防犯カメラに阿子島さんらしい姿が映っていたが、その後の足取りが確認されていないという。同署は阿子島さん宅の火災の原因を調べているが、放火などの可能性は低いとみている。 阿子島さんは報知新聞社で映画や音楽を担当し、退社後、音楽評論家として活動していた。阿子島さんは今年から同賞審査委員長に就任することになったが、関係者によると、反対する怪文書が同賞関係者に配られていたという。 (読売新聞)


●追記!
と、ここまでやっと書いてたら「火事現場で阿子島さん焼死体で発見」の
ニュースが! おやまあ……。絶句。
単なる逃げ遅れなのか? それとも?
うーん、ますます奇奇怪怪。
ともかくも、ご冥福を祈るほかない。合掌。