5月大歌舞伎夜の部「保名」

外人がいーっぱい来てました

ようやく新しいパソコンが家にやってきました。
なんだか環境整えるのにひと苦労です。
更新ちょっとそんなこともあって滞ってましたが
これからもよろしくお願いします。


団菊祭大歌舞伎 
舞踊・清元「保名」

この踊りはひとことでいって唄がいのちだと思う。
浄瑠璃がよくなければまったくもって「オジャン」な演目といっていい。
その点で今回の踊りは最初から負け戦だった。
いつもながらに延寿太夫の声のひどさは益々磨きがかかってますね、
もうここまできたら怖いモンなしです。
ちっとも期待してませんでしたが、今回やたらに扇子を持つ右手の
変な格好が気になった。なんだあれは!? クセか!?
もしも何か病気をされてその後遺症なら大変申し訳ないが、
そうでなければやめるべきだ。行儀悪いことこの上ない。
踊った菊之助は美しさという点では申し分ないでしょうが、
踊り自体は長袴と小袖の扱い方で精一杯という感じで、ぎごちなく
時に素が出てしまうのがもったいなかった。
役者なんだからそんなところ気にせず
陶酔して踊ったほうがいいと思う。
さてこの日は幕見で行ったのですがお目当てはこのあとの
長唄「藤娘」。新之助女形見たさに行きましたが
それについてはまた明日。


●蛇足
浄瑠璃連中の前に緋毛氈がちょこんとひいてあるから
「誰か腹でも切るのだろうか」と思ってたら
後半の踊り地のところの「鼓」をうつために
やおら望月なにがし(たしか今は朴清とか言っただろうか…)が
出てきて座ったのにびっくり。さすが人間国宝、正座できないと
そんな特別待遇になっちゃうわけね。もうやんなんくていいのに。


●お知らせ (はっつけるの最近忘れてました…ヨロシクです!)

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