マーク・ジェイコブスの新作香水と映画「さよなら、僕らの夏」

さて、出世するかな

仲間由紀恵withダウンローズは解散します!」
このこのCM見て「え……そうなんだ」と思った自分に軽く驚いている
白央篤司です。好きだったのか。うーん嫌いじゃなかったような(笑)。
あのゆるいコント感、出過ぎない男の子たちの感じなど、不思議に気に入ってました。
今日はここんとこの雑記をメモがてら。


マーク・ジェイコブスの新作香水
伊勢丹で先行発売中ですが、いい香りなんだわこれが。
「RAIN」「GRASS」「WATER」と3種類発表中で、いずれもその名のとおり
自然をイメージした実に穏やかな香りです。 つけていると、柔らかな気持ちになれるような、
リラックスできるような、そんな優しい香りです。って、なんか人畜無害でテレ東「レディス4」の
テレフォンショッピング商品説明みたいだけど。私はすずらんの香りが基調となっている「RAIN」を購入、
シャワーを浴びてからもつけたくなるような気持ちよさに、今ハマってます。


■映画「さよなら、僕らの夏
基本的に試写で見たものは「よくない限りコメントしない」
というスタンスなんですが……これはどーにも判断できかねちゃって困ってる一本。
少年達がある夏の日、一人のいじめっ子に仕返しを計画するもトンでもないハプニングが起きててしまい、
昨日までの「少年時代」から否が応でも脱却させられる……ってな話。
うーん、何が気に入ってて何が気に入らないんだろう。ちょっと箇条書きにしてみるか。


○素敵なところ
こどもたち。これに尽きますね。主演格の「ローリー・カルキン」はじめ
(言うまでもなくあのマコーレの末の弟。そっくり……兄の轍を踏むなよ)
俳優みんなが、少年特有の鬱憤やためらいを素敵に表現。なんといっても
「子役臭」がないのがいいねえ。6人のグループが描かれるのだけど、
みんな巧まざるうまさ、って感じで吃驚。
中学生っていう、ガキでも大人でもない一番やっかいな時期の危うい雰囲気を自然に表現してます。
地でもなく、「演技」という感じでもなくでまとめていて、その点で監督の演出力はたいしたもんだ。やるなあ。
(これが監督デビュー作というジェイコブ・アーロン・エステスという人)

○ヤなところ
オチがないんですよ、全然。ブツ切り。
トンでもない事件を起こしてしまった彼らがその後、どうそのトラウマと向かい合ったか。
どういう風に人生に影響を及ぼしたか。そういうシメがないから青春譚として完結しない。
たまらない残糞感。どーにかしてくれー!!! 広げるだけ広げた風呂敷をうまくまとめられなくなっちゃった、
というよくありがちなオチなんだが、ここの俳優がいいだけに残念。でも、またこの監督の作品を見たいとは
思わせる一本でした。試写で見たのにボーっとしてたらとっくに公開中です。
http://www.bokunatsu.jp/


●追記
複雑な家庭環境で育ち一番のやんちゃくれを演じた
スコット・ミシュロウィック(写真)という青年に時分のキラメキあり。これから来ますよ。


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