なぜか鳳蘭と和田アキ子について考えてしまった夏の日

す〜みれのは〜な〜♪

 こんにちは、鳳蘭の歌がうまいのかどうか、どうにも判断がつきかねて困っている白央篤司です。


 いや……ちょっと機会があって「ビューティフル・タカラヅカ!」なる彼女のレビューを見たんですが、まあツレちゃんったら「江波杏子」も真っ青のダミ声なんですね、失礼を承知で書くが、まあ声が伸びない伸びない。しかしそんなことお構いなしに歌う歌う。


 ビミョーに音程もズレてるんだが、あの瞳あの唇あの笑顔で「ろっくぅでなしィ〜♪」と羽根しょって迫ってこられると「まあいっかぁ、そんなことd−でも!」と思えてきちゃうから、ホント不思議。なんていうか、「ひとり阿波踊り」とか「最盛期の横尾忠則」みたいな「お目出度さ」が炸裂してるんですね、ステージの上のあの方は。と、今突然思い出されたが、かつてノリにノってる頃の「三波春夫」と同種の賑々しさ、華やかさのような。

 懐かしくもノスタルジックな「お祭り」感で周囲を圧倒、歌のうまい下手ではなく全編これ「おぉとりらんが歌っているのよー!」というその事実だけで見るものを納得させてしまう。押し切ってしまう。ある意味、魔法だ。
 蛇足だけれども、麻美れいはかつて鳳蘭に「あなたあと1ミリ目と口が大きかったらお化けね」と言われたことがあるそうだが……
「どっちもどっち」としか思えない。ああ、なんで鳳蘭でこんなに文字数使ってんだ俺は! もーいいや突っ走っちゃえ、鳳蘭といえば私大好きなのが「鳳蘭のマンボ」です、もちろんご存知ですね皆さん。え、知らない? でしょうねえ。清水ミチコのネタなんですが、内容は「鳳蘭を小バカにしまくる」というただそれだけのもの。歌詞の結びがすべて「鳳蘭って・なーんーでーもー・やたらにデカーイ♪」という時点で聞かなくても内容の予想がつくでしょう、鳳蘭に対するミチコ的な愛が溢れていて(ホントか)イヤミになってません。今日はもう鳳蘭で逃げ切ります。
 と、思ったけどもういっちょ。


○蛇足その2

鳳さんがやってらっしゃるわけじゃありません。






●「コメンテーター」という人種
 私は和田アキ子のことを書くのを避けてきた。
 なんでなら「ありきたりな悪口」にしかならないから。もーいい加減「ご意見番」とかやらせんなよ、持ち上げんなよ……なんて誰しも書いてることだし、野暮な直球意見だなあ、と思っているので。
 でもねえ……昨日の「アッコにおまかせ!」はひどすぎた。ちょっと書き留めざるをえないほどに。しつこいようだが、亀田興毅に関しての話。


 昨日は本人も出演、相変わらずサングラスをかけたままの登場だったが
(誰も言わないけど、これって失礼なことなんだよ。帽子かぶったままテレビに出る、というのも私は、不遜だと思っている)
 アッコ、のっけから相好を崩しっぱなし。彼のことを「とっても好青年で礼儀正しいねん」というふうに激賞していたが………………ハッキリ言おう。
 頭悪いんじゃないの?


 何日か前にも書いたが、この少年の不躾なところは
「利害のあるところのみ礼儀を通し敬語をつかう」
 ところであり、ゆえに「和田アキ子に対して礼儀正しい」というのは当然なのだ。
 礼儀正しいってのは誰に対してもマナーのあることでしょう。弱いもの関係ないものに対しても心ある態度でのぞめることでしょう。
 というかまあ……ホンッとに「お山の大将」なんだよねえ。こういうのってミもフタもない言い方をするけど、愚鈍な感性だとすら思う。もういい加減に「歌手」と名乗るのだけは辞めてくれ、アッコ!
 あなたの本業は「コメンテーター」です。



●おまけ
鳳蘭のマンボ」がどうしても聴きたいという方は(いるのか)こちらで聴けます。

飴と鞭

飴と鞭



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