最近のレストラン行脚2【店情報】
こんにちは、日テレ系「ラジかるッ」で中山秀征が大塚愛に向かって
「みんな歌ってて大人気ですね、黄色いさくらんぼ」と
思いっきりマジに語りかけてて爆笑してしまった白央篤司です。
いやーこの人の頭の中も昭和ですね、分かるなあそういう言い間違い。
などとフザけちゃいられない、イギリスでは大変なことが起こっているのだ。
闇雲に怯えてしまう。
英旅客機テロ未遂事件、とひとことで言っても（まだ決定情報ではないが）
９機もの飛行機を狙った大規模なテロ計画だったのだ。実行されていたらどんなことに……。
どういうシステムかまったく分からないが、持ち込もうとしていたペットボトル爆弾というのが恐ろしいですね。
上半分はジュース、下半分を爆液に分離することができ、チェックのために「飲んでみてください」と
言われても平気、というところが……根源的な嫌悪感を呼ぶシロモノ。半端にかしこい、というか卑劣というか。
それからなんといっても「空港関係者」が犯行グループの中にいた、というのが、おぞましい。
「草」という言葉を自然思い出す。古くは忍者達が用いた言葉で、小さい頃から敵方の家来として潜り込ませ、
厚き信頼を得てから一気に寝返ったり、スパイし続ける存在のことを指すのだとか。
テロリストは今も「草」を育てているに違いない。日本も……？
■■最近のレストラン行脚2■■
あんまり英航空機事件のインパクトが強くてなんらかのコメントを書き残したくなってしまった。
なんだかボーっとしてしまう。呆然。世界を覆う「見えざる悪意」のことが頭から離れないが、
同時に「お風呂場の黒かび」が浮かんでしまうのが不思議。こすっても酸でも落ちない、そんな存在のような。
きれいにしたはずなのに、ふと見ればいつの間にかしっかり小さなところに根を張っている……。
まあ昨日の続きをやっつけます。はい、自分でも驚くほどテンション変わりますからね、GO！
●アゴスティーニ（中目黒）
オシッコちびっちゃいますよあなた。
「こッ、この内容で千円………………」
じょ、じょわぁあぁ〜と「DAKARA」を飲んだメーテル状態にハクオーなっちゃいました、感激！
はい、下品すぎますねスイマセン。でも予想以上に大満足の内容・量を食べさせてくれる秀店でした。
この日は「人参のプリン」「野菜のタルト」 「小柱とキャベツのぺペロンチーノ」
「スズキのソテー浅利と野菜のスープ仕立て」を頂き二人でシェア。
これでグラス・スプマンテとエスプレッソをつけてひとり2000円！ 偉いのひとこと。
量だけ多くて全体的に大味だったり、メインは頑張るもののサラダやら付け合せがおざなりだったり、
いまいち店内に清潔感がなく「安さを維持するため必死でやってる」感がある、などなど
安いプリフィクス・ランチはとかく穴が多く不満を呼びがちだけど、ここは平均点がどれも高いなあ。
スタッフがひとりなのでサービスが色々遅延するが、それも許せてしまう和やかな雰囲気。
みんなお客さんが近所の方で、この店が好きなんだなあ、という感じで店内もほのぼの。
また行く。
●屋台の焼きそば、ねぎまにもろこし
日曜日、近所の児童遊園にて夕空の下いただく。おはやしがスピーカーから響いて祭り情緒が出てきたぞ。
提灯が風に揺れ、子供がわんさかやってくる。この日は小さな町のお祭りです。
いかにも町内会の素人奥さん達がやってる感じの模擬店もまた一興。
大学時代からの友人Tと浴衣を着て出かけました。
生ビール売り場はいっつもお世話になってる近所の酒屋さんが担当している。
「飲みすぎないのよ」などとからかわれつつ2つ買って、
焼き鳥と焼きそば、焼とうもろこしをかっくらう。BGMは「東京音頭」。
味を超越した時間。空と気の合う友とのんびりした時間があれば、これが缶詰だってコンビニのパンだって
「ごちそう」なんだなあ。生太鼓の音が響きだし、老いも若きも踊りだす。ひばりちゃんじゃないが、日本の夏だ。
ふと隣を見たら小さな浴衣を着た女の子が、半ズボンのガキと並んでかき氷を食べている。可愛いね。
こんな光景が、一瞬にして灰になってしまうかもしれない惨事が、地球の反対側で計画されていたのだな。
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