日野日出志のインパクト
こんにちは、シオノギ製薬のCMで辺見えみりが歌う「痛くなったらすぐセデス〜♪」の微妙な音程のズレ具合が気になって気になって仕方ない白央篤司です。あーーーもうやめてーーッ! どーしてリテイクしないの、どーしてだれかレベルいじってあげないんだ!? もうリマールのようにここだけネバーエンディングで頭ン中まわるまわる。どーでもいいが昔この歌の替え歌で「臭くなったらそれ屁です〜♪」というのがあって大笑いしたが……まあ些細なことで我ながら気がそぞろになるもんです。今日は最近の小ネタを。
●食事のおともに
先日友人と小粋なカフェにて話してたときのこと。 いきなり彼が『クリスタル殺人事件』のエリザベス・テーラーのように表情をこわばらせ、桑江知子のように全身ストップモーション入るから 「どうしたの?」と聞けば「うしろ、うしろ!」と激しく目配せ。ドリフで子供たちに「志村、うしろ! うしろッ!」声をかけられるシーンなどを思い出しつつ
振り向けばそこには
「日野日出志を読みながらメシ食う女」がッ!!!
うぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁッ!!! 結構立ち直れませんでしたよ……ああ、人間の神経構造ってここまで多種多様なものとは。うーん……まだ「アウシュビッツの真実」「ヒロシマ」とか読んでるほうが衝撃的じゃないかも。「野火」とか「ソドム百二十日」とか読んでるほうが理解できるかも。ああクソッ、どんなたとえもこの事実の前にはかなわない。
日野さんの作品を知らない人には面白くもなんともないことでしょうが、上半期いちばん驚いたことかもしれない。
ありきたりな表現ですが、人間っていろいろですねぇ。
■参考資料1:『クリスタル殺人事件』のリズ ■参考資料2:日野日出志さんのイラスト
●お知らせ
ブログランキングに登録。 どうか1日1クリック↓してやってください。