黒柳朝、斉藤祐樹、前田忠明……最近の分裂的な雑記

おつかれさまでした

こんにちは、品川庄司の庄司が最近ドンドン痩せていくのに
目が離せない白央篤司です。イヤー怖いわ。顔小ッ!
映画『マシニスト』のクリスチャン・ベールすら思い出させて。
まあお得意のワークアウトかなんかで体脂肪減量計画とかなんでしょうが、
ほどほどにねえ。
 さて、日記サボってました。八月の終わりなんていろんな感慨もある時期でしょうが、
ちょっと長めの原稿をエッチラオッチラ書いてたら、まあちーっとも終わりゃしない!
自分が編集者だったときは「お金もらってるくせに期限守れないなんてサイテーだ、プロじゃなーい!!」
などとエラソーに(裏で)言ってましたが、ああ、因果は巡る。そんなこんなでヒーコラ書いて
やっとメールで送り、久々日記です。ちょっと指慣らし的に最近の雑記を。


●お疲れ様でした。
黒柳朝さん、なくなられて。
御著「チョっちゃんが行くわよ」好きでしたねえ。
NHKの朝の連続テレビドラマ小説にもなったのだ。今からもう18年前。
最近子育ても一段落、芸能界に復帰してきた古村比呂が主演をつとめていた。
彼女のひたむきで一生懸命な演技はハマっていて、いい意味で「ヘタウマ」で印象的だったが、
その両親役を演じた佐藤慶由紀さおりの二人はまさに名演だった。
特に由紀さおりの死に際の演技など、なんとも見事で今でも目に焼きついている。
 と、ここで区切ればなんかいいひとっぽい文章なのに、そのすぐ3秒後には 
「ああ……いかりや、黒柳が逝き、これで『日本3大チョーさん』も
あとは長嶋を残すのみだねえ……」などとくっだらないことを考えてしまうのが私の業。
いかんいかん、長嶋さんは日本のアンタッチャブルなひとり、不謹慎なことを言うのはやめましょう。


●その後の斉藤祐樹
やっぱり連日各マスコミは鵜の目鷹の目で彼のトピックを追い続ける。
まあねえ、あれだけドラマティックに世の中に出てきてしまったら、もはやリターンを通り越して
リスクのほうばかり増えていく毎日になってしまうだろう。
というか、彼(及び彼ら)は自分の職業として野球をやってるわけじゃないのだもの、
スポーツマンシップにのっとった「高校野球」じゃないか。精神修練の場所なんでしょう?
プロとして自分のお金やキャリアのために、自らの技術や精神を使ってるなら
その人のプライベートまでマスコミが追うのは(全面的肯定じゃないけど)仕方ないとしても、
球児のあれこれをマスコミがつついて記事にしてさらし者にするなんて汚いな、卑劣だ、おかしいよ!
 なーんて息巻いてしまうのは野暮ですね、それが世の常なんですよね。ヤナ世の中だ。はぁ。
でもなあ、高校球児には高い精神性やモラルを突きつける一方、
マスコミの扱いは大人と一緒なんてカワイそうじゃないか。ああ、よくわからない。


んで、何を言いたかったかというと「週刊文春」9月7日号では1Cグラビアでは
ハンカチ王子が見せた意外なクセ 股間に『タッチ!』」
(斉藤祐樹が一瞬股間に手をやった写真をなんと2ページ見開きで披露)週刊新潮」9月7日号では特集記事6ページを投じ、その中に1コンテンツで
「その仕草が新宿2丁目ゲイに大人気」と題され
「きっと私たちと同じ感性をもってるはず」などと書かれちゃってまあ……。
ていうかねえ、どうなんでしょうねえ。
 芸能界に入りたい、何て子は(私の勝手な独断だが)それ相応の覚悟を持って
入ってくるんじゃなかろうか。プライベートへの侵食とか報道の(身勝手な)自由とかに対してね。
逆にマスコミに追い回されるような生活をちょっと憧れているようなフシすらあるし。
(実際にそんなことを漏らすモデルや俳優の卵、いくらでも見てるもんね)
でも彼はある日突然そんな場所にポッと出されてしまった人間だ。
そういった環境をどう見つめているのだろう。
なぜマスコミは彼のイノセントなキャラクターを喜びながら、
それを早くつぶしてしまうような世俗のシャワーを執拗に浴びせかけるのか分からない。
(まあ斉藤祐樹もイノセントだけじゃない、現代の若者らしいしたたかさを持ち合わせているようではあるが)
マスコミお得意の「思いっきり持ち上げて落としまくる」という構図に
彼が巻き込まれないことを祈る。


●俺の話を聞け!
という何とも朝から脱力なコーナーご存知ですかみなさん。
フジ系列「とくダネっ!」の中で前田忠明が芸能ニュースを語るコーナーなんだが
いつもよっぽど脇にいる「おまきさん」こと武藤まき子と、アナウンサー長谷川豊のほうがしゃべっている。
中々話せないデスク忠明、その救済措置としてフジテレビサイドが、彼がボタンを押すとクレージーケンバンドの同名の曲が流れ(うるさいんだこれが)、
「ハイ皆さん聞いてちょうだい忠明がしゃべりますよ」と知らせるシステムにしたんじゃなかろうか。
まあそんなことはともかく、このコーナーで久しぶりに忠明がシャウト気味に発言しててちょっと驚く。
中村獅童は本当のバカです!」
何を言い出すの忠明。例の女優だかなんだかを助手席に乗せて飲酒で捕まった件の話だったが、
「すぐにバレる嘘をつくんじゃない」とのたまってました。それだけ。
内容よりも、忠明がちょっとインパクトのあることを言ったほうが
珍しくておかしい、という不思議な空気が。忠明ちょっとドキドキしてたっぽいけどね(笑)。
こんな人に正面切って「バカ」呼ばわりされてしまう世界なのだ。
斉藤祐樹は間違ってもマスコミに近しくしてはいけない。


腕ならしにしちゃ長すぎますね。
皆様今後ともどうぞよろしくお願い致します。
雨がシトシトふる秋の肌寒い風が寂しい九月の初め。


●お知らせ

ブログランキングに登録。 どうか1日1クリック↓してやってください。

http://blog.with2.net/link.php?198815