四字熟語な人々

かしいゆう、さんです

 いやービックリしました。何日か前に中島香里さんのことを書いたのだけれど、そしたらクリスタル・ジェミーの総務の方から「写真無断使用するな」という警告書が送られてきちゃいましたよ、まぁどーもスイマセンね申し訳ありません。こんなチンピラブログまでチェックしてくださってるなんて光栄至極。サッサと画像取り下げさせていただきました、どうも失礼いたしました。まあ警告所の中の一文に「警告を発してるのは内容ではなく画像にのみです」というのがあって、うーん度量の広さを感じましたね、大物は違うわ(笑)。ありがとうございました。


●四字熟語みたいな人々


最初にパッと見たとき、「これいったいどーいう意味だっけ……昔は四字熟語テスト得意だったのになぁ……」などとトボけたことを思ってしまう人名が結構あるものだ。そう……人名などということは露ほどに思わず「故事成語」の類いではないかと思ってしまうような漢字の羅列……そんな名前に出くわすことが多々あるんだなあ。
 最近でいうとその最右翼が「香椎由宇」でしょう。若いのに不思議とベテラン臭が漂う落ち着いた女優さんだが、最初単体で名前を見たとき私は人の名前とはまーったく思わず「何か漢文とか昔の中国の故事に由来する物事」と思い込んでしまった。なんか「八紘一宇」みたい。「香り高き椎の木が千年を経て悠久の宇宙真理に通ずる……」みたいな深い意味があるのかなあ、などと思ってしまったほどの素晴らしい四字熟語感漂う名前。お父さん仏教徒なのかしらん。単なる私の思い込み違いだというのにネタにされて、彼女ホントにいい迷惑でしょうね、ごめんなさい由宇。そんな人々を今日はクロニクル。
 このラインでいくと戦前の俳優「大日向伝」という男優も相当四字熟語っぽい。ちなみに「おびなたでん」と読みます。なんか大乗仏教の経典に出てきそうな感じ。「天竺目指して道の旅に出た伝説の上人」というような意味なんじゃないでしょうか。なんだそりゃ。それからグーッと時代は下がって「山茶花究」という昭和30年代に活躍した俳優さんもかなり四字熟語感漂う俳優だった。読めないよこんな名前。「さざんかきゅう」と読みます。そう、もちろん「3×3=9」という音のもじりなんですね、人を喰うにもほどがある名前、こんな馬鹿げた芸名がまかりとおった時代なんですね。意味合いとしては「山の花々を知り草の香りを突き詰めることでおのずと開ける道もあろう」みたいな宗教的香りを想起させるようなニュアンスすら漂って。んなわきゃあない。
 あ、「天地真理」という人も随分と熟語っぽい方でしたね。しかしその人生のあまりのインパクトからか「栄枯盛衰」という意味合いが名前についてしまったのは悲しいというか無常というか。
 今思いつきましたが宝塚ってのは四字熟語感漂う人多いですねえ。さすがいにしえは百人一首から芸名を求めただけあります。パッと思いついただけでも使用例として「入り江に霞がかった島々がキレイねえ、まさに淡島千景って感じね」だの「冬将軍は伊達じゃないぞ、越路吹雪の陸路が一番の難関だ!」とか「もはや万策尽きた、天海祐希なる望みはただひとつ!」なーんて状況が浮かんできちゃうほどにバリエーションゆたか。バカじゃないの私。
 そうだ、「三宅一生」なんてのも「女は三界に家なし」なんてものの四字熟語版みたい。それから若手でいうとこの世界の(どんな世界だ)第一人者は「倖田來未」でしょうね、「幸せはいつまでも見つけられない人は自分の足元にある幸せを見つけられない人」とかそーいう意味なんじゃないだろうか。
 あーもうくだらないにもほどがある! 今日はちょっとバカ一辺倒で逃げ切ってみました、みなさま良い週末を。


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