そしてみたび、『イカとクジラ』

　あっはははウケちゃうなあ、やるなあ武蔵野館！
と、何をいきなり笑い転げているかというと、さんざんこのブログでもプッシュしてきました映画、『イカとクジラ』が現在新宿の武蔵野館で公開中なわけです。　映画館の集客促進作戦の一環なんでしょうね、なんと今とあるキャンペーンをやってるんだがそれがカワイイんですよ笑っちゃうの。
「イカに関するものとクジラに関するもの、セットでお持ちいただいた方300円OFF！」っていうんだもの、ご丁寧に「においの強いもの、音のするものはご遠慮ください」の注意書きまで。うーん……武蔵野館を訪れる人の手に手にクジラのぬいぐるだのパックのスルメだのが握られているのだろうか……あはは、想像するだに笑みがこぼれてしまう。ある意味……牧歌的な光景じゃあなかろうか。この映画ちっとも牧歌的じゃないというのにね。間違って「うわー生きもの地球紀行みたいな映画かなあ」とか思って子供連れなど押し寄せないことを祈る。ちなみにR-12指定です。
　そう、観てみようという人は、ここはひとつヒネりにヒネった「イカ＆クジラ」アイテムをお持ちになってはいかがでしょうか。「文楽人形のバネ」（クジラの髭からできている）と「函館名物イカスミロールケーキ」とか。「コルセットの骨組み」（これもクジラの髭からできている）と｢松前漬｣とかね。あ、川崎市の選挙用マスコット「イックン」と「旧大洋ホエールズのキャップ」とかも素敵です。そんなもん揃えるヒマはありませんね。はい、失礼しました。
　あ、そうそうこの映画「週刊文春」の映画レビュー欄ではなんとあの高名な映画評論家・おすぎさんから星ひとつの評価でした。うっわー（笑）！　まあいかにもあの人の好みじゃないだろうなあ。まあ私と趣味が合う、と思ってくださってる方にはおススメです。以上、最近忘れられがちですが基本は「映画ライター」の白央篤司がお送りしました。あはは、また明日。よい一日を過ごされますように。

参照１　私の拙レビュー「イカとクジラ」：http://d.hatena.ne.jp/hakuouatsushi/20061004
参照2・新宿武蔵野館ホームページ：http://www.musashino-k.co.jp/cinema/shinjuku.html
参照3・『イカとクジラ』ホームページ：http://www.sonypictures.jp/movies/thesquidandthewhale/index.html

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