なまえのゆらい

多夢星人

 最初に思いっきり「逃げ」打っときますが、いまからわたくしが書かんとしていることは何の根拠も裏付けもない「都市伝説」のようなものだと思ってください。でもあんまりにも面白かったから書いちゃう! そう……あの著名な日本が誇る作詞家にして作家、阿久悠センセイのお名前の由来を聞いて私はもんどりがえってしまったのだ!! 
 研究家によるとこの芸名の由来は諸説あるようなのだが(どんな研究だ)、なんと最近の有力な説によれば「FUCK YOU!」が元ネタなんだとか! さらにそこから「ふ」をとって、「俺は単なるふ抜け野郎さ……」という自虐の意味合いをこめて付けられた名前なんだそうですわ。阿久センセイ……あんな乙女な歌詞を書きつつも心はパンクだったのね。ていうかホントなんでしょうか。「去年のトマトは〜♪」とか書いててもソウルはロック。「ひとりで紅茶飲みながら〜絵葉書なんか書いてみる♪」とか書いててもハートはファック。怒られるかも……笑って許して。(←これも阿久センセイの作)
 いやーでも昔の芸能界って素敵にフザけた、というか冗談でつけちゃってる芸名って多いもんなあ。こういう流れで私がい一番ウケたのは戦前の女優さんで「日暮里子(ひぐれさとこ)」さんというかた。この人最初に芸名つけるとき撮影所の人に「あんたどこの生まれ?」「日暮里です」「じゃ日暮里子にすっか」という多分芸能史上最大にイージー命名をされちゃった人なのだ。うーんこういう特集やりたいかも。今度そういうネタで一日書いてみます。またね!


●付記
どーでもいいが黒川紀章センセイの都知事立候補には心底たまげてしまった。なにがしたいのキショウ。もう文化功労賞までとった人がなにも……という気がするけど、「オリンピック招致をやめる」という公約には非常に心そそられる。もうこれ以上東京をイケイケドンドンな都市にする必要はまーったくないもの。地下鉄ももういらないし、バカでかいマンションも要らないよなあ。東京マラソンだって必要ないと思ってたし、その一点のみでキショウに入れてしまいそう。若尾文子さんの胸中やいかに。うーん。
 
「黒川の家内でございます」というのが定番ツカミの若尾文子さん。20年前ぐらいの写真かな、ホントに綺麗。


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