ミス・ユニバース、大輪教授、最近のテレビ雑記

誰のオーボエ?

 考え事をしていたら、「殿のオーボエも……」そんなフレーズが流しっぱなしのテレビから突然聞こえてきた。ボーっとしていた私はそりゃあ驚いた。殿様がオーボエ……テレビ東京岡本喜八監督の『ジャズ大名』でもやってるのだろうか……もしかして『上海バンスキング』だろうか……あのバンドに「殿」なんてあだ名のメンバーいたっけか……などとうつろに考えてみたが、よく聞いたら「殿のお覚えも……」というセリフの一部だった。どっかの奉行が殿のお覚えがめでたいんだそうだ。よっぽど俺がめでたいわ。うーん磯野貴理ぐらい「作ってる感」漂う前説かもしれませんが、作っていません天然です。今日は最近のテレビ雑記をちょこちょこまとめて。


ミス・ユニバース第1位
森利世さんという日本人が世界のトップに輝いたそうな。昨年は2位、今年は1位なんてジャパンすごいなあ。と、ここでいきなり思いを馳せるのは遥かなる48年前。日本人で初めて世界トップに輝いた児島明子さんのことだ(森さんは二人目だそう)。今だって世界一の美女に選ばれるなんて物凄いことだと思うが、1959年(昭和34)なんて時代にミス・ユニバースになるってどんなことだったのだろう。今以上にすさまじい祝賀ムードだったんだろうし、彼女を迎えた熱狂は計り知れないものだったんだろうなあ。さらには後に映画スター・宝田明夫人となったその人の歩んだ道とは……栄誉も多かったろうが、懊悩も凄かったことだろう。そんな彼女の人生に私は、堪らなく興味を覚えてしまう。


○最近のニュースから
「被害者の67歳女性が82歳女性スリ追跡取り押さえ」この見出し覚えている人も多いんじゃなかろうか。うーん元気なバー様だ……67歳の方には悪いが、なんとなく笑ってしまう。どこかのどかなニュアンスすら漂うよ。このバー様「遊ぶ金欲しさ」にやったらしいが、全く持って枯れない人だ。すっごく不謹慎だが、82歳のこのおばあちゃんが万札片手にどんな遊びをするのか、私は結構知りたいぞ。映画『復讐するは我にあり』の強欲ばあちゃん・清川虹子のようにギャンブルに走るのだろうか。
 聞いた話だけれど、バー様系スリの類いにはこんなのもいるそう。道端や階段脇に座り込んで、いかにも「渡れないのよお」的哀れをまず醸し出す。すると優しい人がおんぶしてあげようと渡してあげて、フト気づくと財布がない。振り返ってみればもうバー様の姿はなく……というもの。エミール・クストリッツァ監督にこーいう世界の喰えないバー様をまとめて映画化してほしいなあ。「黒婆・白婆・黄婆」なんてタイトルでどうでしょう。ああこれが一番不謹慎。


○もっとネタが見たい!
お笑い好きの人たちにはもう有名人なんだろうか、先日「笑っていいとも!」を見ていて、「大輪教授」という芸人がおっかしくって仕方なかった。あらゆる物事を素因数分解して斬る、というネタなんだが、詳述はしない。もしテレビに出てたら見てみてほしい。
 と、今日はここまで。また続きます。




●お知らせ
ブログランキングに登録。 どうか1日1クリック↓を。
http://blog.with2.net/link.php?198815
ご意見などはこちら→hakuo-a@hotmail.co.jp