長妻昭という政治家

hakuouatsushi2007-07-21

 現在発売中の週刊文春、長寿連載の阿川佐和子対談ページを非常に興味深く読んだ。年金問題をこんなにもわかりやすく読みやすく、「何が問題なのか」が簡潔にまとめられた文章もそうそうないと思う。とってもおススメ。
 衆議院議員長妻昭氏が今週のゲストだが、語り口がとっても明快かつ簡潔でいーんですよ。社会保険庁自民党の何が現在問われるべきか、ということがシンプルに(私には)スッと理解できました。
 この政治家は「自分の言葉」で喋っている。そこがまず信用できる。なおかつ(ここが一番大事なのだけれど)オジサン政治家的“いやらしさ”がないんですね。「民よ」という上目線でもなければ(こーいうセンス、最近顔に謎の包帯を付けてらした大臣センセイに私は感じてしまう)、ありきたりの与党批判だけに終始したり、ただ「義憤」に独りよがりに燃えているノリ(社民党オバサン的、というか)もなく、ジャーナリスティックな客観性のある意見なんですね。聞いていて、うん、こころよかったんだなあ。政治を語っている政治家の文章を読んでて知的好奇心を刺激されることなど、なかなかあるものではない。そう、(インタレスティングという意味で)面白い文章だった。構成をされている柴口育子という方の腕もいいのだろう、こーいうライターを目指さなければ。水曜日にはなくなっちゃいます。ぜひ読んでみてほしい。


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