コマ劇場こぼれ話
先日、新宿コマ劇場で思わずシャッターを押さずにはいられなかった一枚がこれ。とあるポスターの鳳蘭さん、その素晴らしい表情が私をとらえて離しませんでした。目の下のきわから眉毛にかけてのグラデーション……これはもう「断層」。水を流したらろ過されそうです。アイブロウ、アイシャドウ、ハイライト、マスカラ、アイライン、コンシーラー……このメイク完成までにはそう、ジュラ紀プラス白亜紀ぐらいの歳月はゆうにかかっているはず。そのぐらいの「こしらえ」あってこそ、この悠久を見据えたような素敵な表情が生み出されるのでしょうね。ビバ! ツレちゃん!
なんでも松平健さんと一緒に、新春特別公演「美(ちゅ)ら島伝説 暴れん坊将軍スペシャル?」に出演されるとか。将軍吉宗、今度は沖縄遠征です。鳳さんは琉球の王妃をつとめられるそうですが、もしかしてあの「マツケンサンバ」にも登場するんでしょうか。そんなことになったら大変! 将軍「負けてなるものか!」と人一倍いきみだすこと必至です。ちょっと見たいかも。ちなみに前回の公演名は「暴れん坊スペシャル 唄って踊って八百八町〜フィナーレマツケンサンバ」だそうです。訳わかんない。
話は飛びますが、ロビーに置かれていた花の数々でひときわ目立っていたのがこれ。普通、芝居初日に送られる花の類いは「○○さんへ ××より」などと書かれているものですが、カルーセルさん……いったい誰にその気持ちを送っているのか。この花ひとつですべての関係者に祝辞をおくる麻紀。さすがの荒業です。脱線ついでにカルーセル麻紀さんが最近出された本のタイトルも素晴らしいのでここに記録。題して「私は女」。わかってますってば。
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○今日は何の日
四谷「サッカバン」にてオグロ夫妻とマツダくんと食事。「ルネ・ミューレ」というアルザスの作り手のピノ・ノワールが非常に美味しい。ブルゴーニュのようにしっかりとした旨味と品の良い香り。オグロさんゴチソウ様でした。
○お知らせ
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