アルゲリッチ、そして男の○○……最近のメモ

別名:クロード野坂

 こんにちは、「おもちゃのチャチャチャ」の作詞が「野坂昭如」さんだと知って驚いている白央篤司です。ご存知でしたか皆さん。だからどうした。いやー武闘派なイメージだったもんですから、驚いてしまいました。しかし名作詞。「おもちゃのチャチャチャ、チャチャチャおもちゃのチャ・チャ・チャ!」こんな内容のない歌なのに、溢れるハッピー、ふくらむファンタジー。こーいうのが才能ってもんですね。さて、日曜日いかがお過ごしでしょうか。今日は簡単に最近のメモ雑記などつけてみます。どんな前説なんでしょうか。


アルゲリッチの素晴らしい映像

世界を代表するピアニスト、マルタ・アルゲリッチの若き日の演奏。冒頭のモーツァルト、ロンドイ短調を聴いていただきたい。ああ、なんという美しい演奏だろう。ボーっとしてしまった。クラシック好きの方で未聴のかたは是非! 1972年の演奏で、当時の夫、デュトワのインタビュー番組のようです。三歳や四歳のときに仔犬のワルツモーツァルトソナタを弾いていた、とサラッと語っている。


あなたはどっち派?
男性の約半数は「座りション」−。12日、松下電工がまとめた「トイレの使用実態調査」でこんな結果が出た。同社は「立って小便をするより、座ってする方が飛び散らないので、掃除の手間が省けると奥さんにお願いされるケースが増えた」(広報部)と分析している。 関東・関西在住の30〜50歳代の夫婦1036人を対象に実施。このうち、男性に「自身の小便スタイル」を聞いたところ、49%が「座ってしている」と回答。<産経新聞より>


 私もなんです。もんのすごくいらない情報だとは思いますが。というか、一人暮らしの男性だけに聞いたらもっと数多いんじゃないかな。「汚くても平気」という人はアレでしょうが、ぜーーーーったい汚れ方違うもの。しかしまさかこんなに「同好の士」(?)が多いとは。うーん、そのうち、「男性座りション対応用便器」が考案される日も近いかも?


○ビデオ鑑賞記竹取物語 1987 東宝 監督:市川崑
岸田今日子についての文章をとある雑誌に書いたのだけれど、その資料として再見。私、リアルタイムで見ているんですが、なんと20年ぶり。その時間を感じさせない「沢口靖子」という女優……本当にワンダーな存在だ。この人の凄いところは、金鳥のCMなどで「はっちゃけた」ところを見せようが何しようが、揺るぎなく「沢口靖子」なのだ。多分、ダリオ・アルジェントの映画に出ても、ティント・ブラスの映画に出ても今までの存在イメージは変らないと思う。彼女に、「実は私、地球人じゃないの」といわれたとしても私は「あらま、やっぱり」と言うかもしれない。



裕さん!(まき子風に)
金曜日夜、「石原裕次郎、没後20年〜裕さんへのラブレター〜」という特番が。もう20年かあ……ハッキリと大手術後に病院の屋上から手を振っていた映像を覚えている。まき子夫人の「夜中にいきなり起きて、『何で俺がこんな目にあうんだ、俺が何をしたんだ、神様は俺にどうしてこんな罰を与えるんだ!』っていうんですよ。そして朝起きると何も覚えていない。精神的におかしくなっていたんでしょうね」という告白が凄絶であった。裕次郎、というとものすごく「大人」というイメージだったが、なんと享年52歳だったんですね。若い、若すぎる。「黒部の太陽」制作秘話など、貴重なインタビューも多かった。しかし、改めて歌のうまさに驚く。なんでこんなにうまいんだろう、本業じゃないというのに。技術的な面も含め、ステージでの魅せ方、スケール共にプロ歌手とて余人の及ぶところではない。時代の記号になった人はとかく細部の凄さが忘れられがちだが、そのへんを思い出させる意味でも素敵な番組だった。



○今日は何の日
渋谷のバー「P」の忘年会。体よ、ついてこれるか。


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