謹賀新年 ―紅白印象メモ―

ああおめでたい

 あけましておめでとうございます。新春を寿ぎ、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
と、この日記を書く直前まで紅白を観て楽しんでおりました。写真は「塩沢とき+黒柳徹子=しいたけ」になってしまった中村美津子さんです。わけわかりません。「だんじり」という歌を歌いながら「黒い福袋」のような頭が揺れる揺れる! 「絶対中から何か飛び出すはず!」と思っていたら、そのまんま終わってしまいました。去年の紅白「不可解衣装ランキングベストワン」決定です。我らが世代にはなつかしの「曽我町子as悪役の女王」みたいなコスチュームでしたが、何が表現したかったんだー美津子ー!?

 その他にも
「照明の青が飛びすぎて目がチカチカした寺尾聰
「あの片手で音程調節しているに違いない平井堅
「歌よりもバックの早乙女太一が目立って仕方なかった坂本冬美
「これまたバックのムーディ勝山がメチャ面白かった前川清
「いい加減声出過ぎだろう布施明
「そして着替え2着は寂しすぎないかあみん
「皆楽しみにしてた“いきみ”が少なすぎるぞ天童よしみ石川さゆり」など見所満載でした。「どこにも目新しさがない」とクソミソに言われていた紅白ですが、全然期待しないで見ると、中々こざっぱりしていーじゃないの。と、「上から目線はじめ」やってますが、どうぞ皆様、本年も宜しくおつき合いのほど、お願い致します。


 平成20年元旦 白央篤司


○追記
ご存知ですかこの方……鹿島ひろ美さん。紅白の最中、テレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」をザッピングしていたら登場、私は目がくぎ付けになってしまった。一見「演歌界の中島美嘉」的顔立ちとメイクなんですが、よーく見ると「早見優」も入っている。しかしどこか全体的に「インド」っぽい。総合すると「美嘉:優:インド」を3:2:1の割合で配合し、渋谷系メイクと着物でラッピング、スパイスとして「どこなく苦労している感じ」=ひろ美。訳わかんないでしょうが、見たことある人なら分かってくれると思う。そしてそんな風情で歌い上げるのが、江利チエミの「酒場にて」。なんちゅうセレクト……さらにまたこれがうまいんだ! 声なんかよく似てるんですよ、演歌なのに顔、思いっきりインディー。若いのに声、思いっきりアダルト。うーん……ディープインパクト。2008年は気をつけてチェックしたいと思います。


○今日は何の日
一路実家へ。新幹線は満員でビックリ。元旦に帰る人増えているんだろうか。盛岡から雪がすごい。ぐうぐう寝て帰る。


○お知らせ
ブログランキングに登録。 どうか1日1クリック↓を。
http://blog.with2.net/link.php?198815
ご意見などはこちら→hakuo-a@hotmail.co.jp