サラ・ヴォーンの「over the rainbow」

晩年と比べてはいけません

ジャズ・ヴォーカルが好きだ。中学2年生の頃、テレビのコマーシャルからエラ・フィッツジェラルドの「Someone to watch over me」が流れてきた瞬間、あまりに美しい声とフレージングに驚いて、一発で参ってしまった。それからセッセコセッセコ、お小遣いがたまってはCDを買いあさった。高校生のとき、どうしてもダイアン・リーヴスが聴きたくて青山のブルー・ノートにいったこともある。青山なんて近づいたこともない土地で、周りは大人だらけで緊張した。ここってジャズ・クラブなのでお酒を飲んだり食事をしながら聴けるとこなんですね。まあガキの財布では「無理!」な金額のものばかり。それでも精一杯の背伸びで「ジントニック」を飲んでダイアンを聴いた。はぁ、昔話。
 なんでこんなことを書いているかというと、youtubeをパラパラ見てたら、これまた大好きなサラ・ヴォーンの余りにも美しい歌唱を発見。ちょっと載せておきます。歌うは「over the rainbow」。いうまでもなく、ジュディ・ガーランド主演『オズの魔法使』の主題歌。1958年のサラは歌同様、威厳のある美しさがまぶしい。ディグニティのある美貌だ。


○今日は何の日
隣町に住むおきさんとユウイチローのごはんにまぜてもらう。豚シャブ。そして2次会3次会。500円ピザの「Voco」という店がとても良かった。