最近の行状記録+もろもろ映画やら書きこぼし

四月の一曲「April in paris」

 エイプリル・フール、でした。うーん……生まれてこのかた、この日に嘘をついたことも、つかれたこともない気がする。ホッとするような、ちょっと勿体ないような。小さい頃、よく読んでいた「ドラえもん」では、のび太がそれこそ「赤子の手をひねる」ように騙されていた。確か……「ツチノコ見つかった!」「ゆ、UFOだっ!」ぐらいの嘘で、のび太は欣喜雀躍、大興奮。あのぐらい騙し甲斐がないと、嘘もついてもらえないのだろう。
 「四月バカに嘘をついてみたい!」嵐山光三郎さんもそう願っていたよう。熟考の末に考え付いたのが、奥さんに「頼む。別れてほしいんだ」というもの。しかし切り出した途端ケロッと「分かりました、結構ですよ」と言われてしまったそうだ。今発売中の「週刊朝日」にその顛末が書かれています。都々逸のように洒脱なエッセイで、流石のひとこと。
 今日はこの頃の生活雑記を。本当に単なるメモ日記です。って、ブログは本来そういうものでいいのか。

ガイ・リッチーの新作『リボルバー
 ああ……誰かに言いたい……でも誰も分からないだろうなあ……。この映画、観た方はお分かりでしょう。いきなり「中野翠」さんが出てきますよね、私は本当にビックリしてしった。はい、もちろんそっくりさんなんですが、その相似形たるや尋常でなく、クローンかと思うほど。マフィアの黒幕、「ミスター・ゴールド」なる人物の側近役である「リリー・ウォーカー」というキャラなんだけど……中野さんをディテールまで研究し尽くしたとしか思えない。オカッパ、服のセンス、引きつるように口角の上がる細い唇、そして苦みばしった表情……フランチェスカ・アニスというイギリスの女優さんですが、いやー笑わせて頂きました。素顔は全然ちがう女優さんなんだけどね。中野さんは試写でどう思っただろうか。内容としては途中からいきなりトーンダウン、前半もテンションとリズムはいいがオリジナリティがまったくない。6月初旬公開予定。


○『美しすぎる母
『恍惚』を撮ったトム・ケイリンの新作ですが……もう似たようなこと、誰か書いてるでしょうね。主演のジュリアン・ムーア、私は彼女を見るたびに「マドンナの肉付き、メリル・ストリープの骨格、そして風味付けに松坂慶子……」と呟かずにはおれない。そっくりさんを募集すると、マリリン・モンローのように「男ばっかり集まってしまう」タイプの女の人だ。このぐらいの感想しか書きとめておきたいと思わない。観客ではなく監督のための映画。ファッションにチマチマ凝った感じも自己満足的、半期に一度のイベントのために貯金していい布を買ったドラァグ・クイーンのよう。


○体調記録
久しぶりにノドを腫らしてしまった。うーん……なぜか扁桃腺って昔から弱いんだよなあ。軽ーく熱っぽくなって、ぐったり。いつもの対応策「ショウガ+ネギたっぷりうどん・30分おきにVC3000ノド飴」もきかず。風邪とは認めたくないが、仕方なく「ストナ」を飲んだら、すっごく効いた。薬剤師さんからの情報ですが、こーいうときって冷たいもの飲んじゃダメだそう。体温より高いものを飲んでください、とのこと。言うことをきいて、ほぼ2日で治す。よしっ!


○寒の戻り
三寒四温、ちょっと寒い日が続いてました。しかしこの時期の日本人って、いきなり風雅になりますね。「桜吹雪に酔う」「あいにくの花曇り」「無常にも花散らしの風が」「散る花びらで出来た花筏(はないかだ)がまた美しく」だのなんだの、ニュースやブログに頻出する表現が、なんと素敵にジャパネスク。桜って、いとおもしろき花です。


○蛇足
 どうでもいいが今日(2日)、獅子座のあなた、「やじうまプラス」によれば総ての運気が最高点です、パーフェクト。おめでとう。私はまだ取ったことがない。心からあなたが羨ましい。


○行状記録
フラフラ〜っとして熱っぽい。ストナを売る女薬剤師の説得力あるトークが印象的「あのね、体温より低いもの飲んじゃいけないのよ……一瞬気持ちいいかもしれないけど、炎症を治す力を下げるの……」魔法をかけられたかのような気分。ワケギと豆腐を買って味噌汁を作って飲む。ちょっとしょっぱくした。


○お知らせ
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