つれづれおり+映画メモ

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 どっちゃり。ああ……うんざり。 集合ポストを開けるたびに、軽く「ムカーッ!」ときてしまう自分がいる。心狭いなあ、俺。でも腹立つなあ。いやー……日にもよりますが、えらく大量にチラシが投入されちゃうこと、あるんですね。それが何日か続いてしまうと、結構なフラストレーション。チラシ、エスカレーション。チラシの数々が私に語りかけてきます。
 フレッツ光に入りませんか。日経一週間お試しどうですか。東京新聞です。ドミノピザはいかが。秘密は完全に守ります・探偵ドットコム、疲れてるあなたに・出張迅速オイルマッサージ……最後に出てきたのが「不用品回収します!」。じゃこのチラシ全部回収してくれよ……。
 ポストの下に「クズ入れ」みたいなボックスを用意してくれているマンションもあるが、生憎うちはそんないいところじゃない。うーん……「チラシ拒否シール」とか、都条例で作ってくれないもんか。そのシールを貼ってるのに入れた場合、懲罰の対象になる、とかなんとか。うーん……本気で欲しい。最近、ポストを開けるのが億劫な白央篤司でした。今日も最近のつれづれ雑記アソート。


新銀行東京に口座作るから
 慎太郎、シール作って。お願いします。かつて、息子の石原良純がテレビで言っていたエピソード。花粉症に悩む良純に、慎太郎は「精神がたるんどるから、そんな病にかかるんだっ!」とムチャクチャな叱責を浴びせていたんだそうな。しかし自分が花粉症になるや一転、「都としても本気で対策を考えなければ……杉伐採計画を議題にしろ」と180度思考転換なさったんだそう。これから毎日大量のチラシを石原家に入れ続ければ、ひょっとして……。



○『モンテーニュ通りのカフェ
 4月26日からユーロスペースにて公開。うーん……面白かった! もっと近くなったら詳しく書きますが、とにもかくにも、「私はこの映画が大好きだ!」と直球で言いたくなっちゃった。惚れちゃった。ポッ。そういう作品って、滅多に出会えないものだもの。何度も観たい、早くもそう思う。取り急ぎメモしておきたくて、書きとめておく。
 
公式HP http://www.montaignecafe-movie.jp/(音が出ます!)
 主演のセシール・ド・フランスという女優、寡聞にして初めて知りましたが、こんな可愛い女の人、久しぶりに観た! キュートで、スラッとして、オシャレで。不思議な、ノン・セクシャリティがあるんですね。それは例えるならオードリー・ヘップバーンのような、妖精的な感じに近い。この世の人でないようなイノセンス、純真さが漂っている。『勝手にしやがれ』の頃のジーン・セバーグのような雰囲気もある。女からも男からも愛されるタイプの女優さんだと思う。また近々、詳しく書きます。


○行状日記
映画館の取材のアポ入れがスムーズに終わって嬉しい週末。映画は観出すと習慣になる。ビデオで『ニューオリンズ・トライアル』を借りてきた。ジョン・キューザックレイチェル・ワイズジーン・ハックマンダスティン・ホフマン出演。レイチェル・ワイズってどうしていつも一生懸命なんだろう。一生懸命すぎる。桜田淳子みたいだ。ジーンもダスティンも老いて尚枯れない演技で押し押し。主演がジョンで本当に良かった。これがトム・クルーズだったら休まる暇もない。思い出してみて感想がこんなだったってどうよ。いや、普通に面白かったんです。ご飯メモ。せいこさんと池尻の「おわん」へ。いい店だった。素晴らしい。


○おくやみ
チャールトン・へストン死去。2002年にアルツハイマーのカミングアウトをしていた。私の世代だと政治的なイメージが強く、マイケル・ムーアの映画が真っ先に思い出される、というと失礼だな。小さい頃によくテレビでやっていた『大地震』『エアポート’75』などのパニック・ムービーの主人公、諦めないタフガイのイメージがよく似合った。そう、『猿の惑星』も不屈の人だった。ご冥福をお祈りします。


○お知らせ
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