「ヒロポン映画劇場」&昭和のことば

石川セリインタビューも

 今発売中の「CDジャーナル」(音楽出版社)にて「ヒロポン映画劇場」やってます。13回目の今回は、寺山修司の『さらば箱舟』。主演の小川眞由美について色々書いてます。以前やった岩下志麻の回に続く「女優・フィルモグラフィ考察」、よかったら読んでみてください。

 82年製作、84年公開のよう。懐かしのATG映画。小川眞由美のほかは山崎努原田芳雄石橋蓮司天本英世、この時点ですでにヒロポン。少年時代の三上博史、若き日の高橋ひとみも出てます。
 

■ ■ ■ ■ ■ 昭和のことば ■ ■ ■ ■ ■
 先日、仕事で品川プリンスに行ったときのこと。ホテルに併設された映画館の前で、子供三人が元気よく走り回っていた。そのうちの一人、女の子が「エッチ・スケッチ・ワンタッチ」と笑いながらいっている。軽く、驚いた。
 このフレーズ、私が小学生のときから、あった。まだ言い継がれているのか、この小学生が異様に昭和系のなのかは分からないが、不思議な懐かしさ。まったくもって意味不明な言葉の連続、もちろん「韻の面白さ」だけで成立しちゃったフレーズなのだけれど。ちょっとエッチなこと、性に関する興味話をしたとき、誰とはなしに言い出すのが、おきまりだった。
 仙台のとある路地、コンビニの走りのようなお店のわきにあった空き地が、瞬間思い出された。そこで誰だったか、このフレーズを言っていたような気がする。タンポポが咲いていた。そんなノスタルジーに一瞬襲われた、曇りときどき雨の品川。

* * * * * * * * *
○今日の一食 広尾「ダノイ」のイチジクとラベンダーのパン

ラベンダー、というのに意表をつかれて購入。たしかに軽く割った瞬間、中からフワッっと花のフレグランスが広がり、いい気持ち。スヤスヤと眠ってしまいそうに……と言うのは冗談ですが、素敵な気持ちになれるパンです。イタリアンとして有名な地下のお店の上に、パントリーとして別に存在している。雅子さま御用達で有名になった美容室「ヒロイン」のすぐ裏手。


○メモ
今出ている「週刊文春」(4月24日号)後半の1Cグラビア158ページ。ご覧になりましたか「アントニオ猪木から元気注入、思いっきりビンタを受ける姫井由美子議員の特写!」を(タイトルは私が勝手につけました)。「ぶってぶって姫の本領発揮」だと。もう呆れかえって言葉もない。どうして世間はこの人に甘いのだろう。何言っても無駄、という諦観なのだろうか。こんな人に真剣に怒った分自分が損、という大人の判断なのだろうか。私は「はしたない女の人」が世の中で一番嫌いだ。唾棄している。こんな人が国会議員だなんて……とリアルに怒ってしまう自分がもっと嫌だ。


○お知らせ
ブログランキングに登録。 どうか1日1クリック↓を。
http://blog.with2.net/link.php?198815
ご意見などはこちら→hakuoatsushi@yahoo.co.jp