闘志いつまでも〜ブリジット・バルドーさん

毛皮着てる奴ァいねが

 過去11年で、有罪5回。これだけ読むと「フダつきのワル」そんな言葉が思い浮かびます。元世界のセックス・シンボルにして、「動物愛護界のワルボロ」ことブリジット・バルドーさん、なんと5度目の有罪判決をくらわれました。前科5犯です。履歴書の「賞罰欄」書くの大変そう。あの花柳幻舟さんだって前科2犯なのに(それ誰よという方はこちら)。女性有名人で、今後このレコードを抜く可能性があるとしたら、イギリスの暴れん坊ことナオミ・キャンベルさんぐらいじゃないでしょうか。まあそれには少なくとも3人の哀れなメイドが必要なわけですが……。
 さて、みなさんの予想どおり罪状は今回も動物関連、B.B.の怒りはこう。

 イスラム教って、羊を生贄として捧げる祭の儀式があるそうなんですね。そう、ここで黙ってるバルドーじゃありません。当然マッハでブチ切れ、フランスのイスラム移民に対し非難を続けまくったそうです。それが「人種的憎悪をあおる」となり侮辱罪が確定、罰金245万の判決に。
 3日付けロイターによると、バルドーの弁護士は
「本人が裁判にウンザリしているため、上訴の可能性は低い」
こんなコメントを発表。そしてさらに検察側の発表も
「バルドー氏を起訴するのも、少々飽き飽きしてきました」
と仰ってます(※1)。セ、セラヴィ……。これがエスプリのきいたトークってやつでしょうか。違う。
 いやー、しっかしすげえなあ……73歳ですよ! ぜひNHK「わたしはあきらめない」に出ていただきたい。そして「今後も動物愛護のためには沈黙することはない」と啖呵を切られたそうです。いやーあきらめない。しかし、この「ムテッポーなあきらめなさ具合」、そして見事な逮捕の回数。なんとなく、何度も立候補を続けては落選を重ねられた「雑民党・東郷健さん」、あの不屈の精神のベクトルと似ているような気も。


○在りし日のバルドーさん


○記録
湯島で取材。なるべく地下鉄には乗りたくないので、山手線でエッチラゆく。ちょっと早めにいってオッチラ散歩、これが楽しい。このあと2軒も食べもの取材なのに、どーしても引き寄せられる店があったので入店。コリアン・エリアの中ひときわ目立つ、スッキリしたデザインのお店「マンナダ」にて。なかなかに美味しい冷麺を食べて、満足。早くも夏っぽい、湿気のある暑い日だった。その後目黒でもう一軒取材。中目黒で友達の個展に送る花を手配して、その後お台場の取材に行くはずが天候不順のため順延。渋谷のツタヤをぶらついて『氷点』を借り、エチオピアに暫く仕事でいくOさんのお別れ会。忙しい日だった。


※1:シネマトゥデイニュース2008年4月18日より

○お知らせ
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