コクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」

29日まで

 現在公演中のコクーン歌舞伎、「夏祭浪花鑑」のプログラムに携わりました。中村橋之助中村勘太郎の両氏にインタビューさせて頂いてます。
 もちろん団七九郎兵衛を相勤めるは中村勘三郎ですが、今回の話題は徳兵衛女房・お辰を初役で勘太郎、そして中村七之助がダブルで演じる、これですね。さらには、演技力に定評のある女形・中村芝のぶが磯之丞を演じるというサプライズもあり(19日迄)。これが「天地会のご愛嬌」にならず、まこと結構な若様ですよ。地芸の力、という言葉が浮かぶ。しかし稽古を拝見しましたが、こんなに楽しそうな活力溢れる稽古というのも、なかなかないだろうなあ。そんな雰囲気がしのばれる写真が盛りだくさんのプログラムです。

 そして歌舞伎好きの人なら分かると思うが、団七が牢屋から出てまず、床屋に入るところがあるでしょう。あそこの床屋の主人を国立研修生出身の若手、中村橋吾中村いてうがダブルでつとめる。これはすごいことだなあ。セリフの多い役を早いうちから経験できる、人材と小屋の多さのバランスのこともあるだろうが、やはり素敵なことだ。頑張ってね!
 

○あえて行状記録
小雨がやまない木曜日。午後から門前仲町で撮影。カメラマン・カンノさんと久しぶりの再会。といっても2度目なのだけれど。すごく穏やかな、いいカメラマンさんだ。偶然、門仲に住んでるリエとばったり。こんなこともあるのか。その後三軒茶屋に移動し、もう一点撮影。その後四谷に行き、ちょっと税務署へ。これが一番疲れる。その後「ママス&パパス」で友人・Y子と食事。軽く飲むつもりだったのに……「初夏の夜・ひねもすぐびり・ぐびりかな」。ひねもす、といってもオーバーじゃないぐらい飲み続ける。生き急ぐ。うーたん、ありがとう。


○お知らせ
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