「フレンズ・オン・アイス2008」雑感2

 いやー二日にわたって素人が好き勝手書いてしまいました、ごめんなさい。しっかし凄い経験でした。群舞とはいわないのかな……みんなが出てきて団体で踊るシーンがあるんですが、もうね、どこ観ていいか分からんのですよ。
「あ、中野がダブルアクセル!」
「と思ったら横で恩田美栄がグルングルン回ってる! すごい迫力、ドリルみたい!」
「と思ったらいきなり後ろから男子が4人でやってきて全員で三回転ジャンプ!!」
「間をおかずライサチェクが飛ぶ! 高橋大輔が飛ぶ! 静香がまたのけぞる!」
 その横でアイスダンスのペアが2組グルングルン回ってるし……適切な表現じゃないでしょうが「やりたい放題」というフレーズが頭に。中野を見よう、と思うと隣でまた凄いことが、あ、あっちでも、とキョロキョロしてると、結局すべてをあまり観られずに終わってしまう。あーいうとき、見巧者はどうやって楽しむのだろう。
 そうそう、最後にひとつ。フィギュアって、ラストにファンがリンクに集って「プレゼント渡し」するんですね。これが凄かった……すさまじまった。高橋大輔中野友加里といったテレビでおなじみの人々、まるで「バーゲン帰り」みたいな状態に。高島屋やら伊勢丹の紙袋で顔が見えないほど。そして何といっても荒川静香、他の選手がハケてからも三回もお目見え(とても一度ではプレゼントを貰いきれないのだ!)、それぞれシンパの皆さんと握手&プレゼント攻勢。謝恩会みたいだった。冗談じゃなく、荒川様の「みつぎもの」だけでバン一台分はあったと思う。
 スーパーアリーナといわれるリンク際の席、プライス18000円。歌舞伎座一等席を遥かに越えるお値段ながら、「直接みつぎもの渡し」が出来れば、ファンにとってはプライスレス。
 フィギュアスケート、不思議と大衆演劇のスターに通じる集客性を持っている。尽きもせぬ贈り物の山を渡すファンの目に、芝居小屋に殺到するファンと同じタイプの光をみた。フィギュアや大衆演劇、歌舞伎も含めて、この世界の熱烈なファンというのはは「小さい頃から見守ってきた」という綿密な連帯感が、その光を宿させるのかもしれない。


○行状記録
気分を変えて中目黒のコナミへ。アクアファイターを45分。その後美味しいカレーが食べたくて近くの「ムッシュヨースケ」へ。家で書き物をしてから、夜は渋谷で臨時のバイト。こういう副収入、ありがたい。ティーヌンでタイ野菜炒めの夜ご飯。


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