氷川きよし、森光子、安藤和津、最近のテレビ雑記

2008年のマドロスさん

 先日、「徹子の部屋」にて氷川きよしが登場。あろうことか黒柳徹子と氷川が「最近のギャルとおじいちゃん」に扮装し、街中をデートするという訳の分からないVTRが放映。
「今度は徹子さん、中学生同士っていう設定でやりましょうよ」
 「僕おさげの徹子さんが見たいんです、絶対大丈夫ですよ!」と氷川の真っ直ぐな追従に対し
徹子「それは無理よ! でも高校生ぐらいなら何とかなるかもしれない
 とのご発言。
 なりますとも。今日はそんなこんなのメモ列記。

○「パーペキ」でした
 この回では氷川きよしの「舌芸」に感動させられた。しっかり数えたわけではないが、発言3回に対し1回ぐらいの割合で「徹子賛歌」をキッチリ挟み込む。あんなに徹子が相好を崩すというのも珍しい。「ブラボー徹子」「ハラショー徹子」に徹するゲストは数多いが(近年、その最も謙虚な例にして徹子を黙らせた稀有な例が「泰葉」の回)、あそこまで徹子が「まんざらでもないわ」とニヤついたのを見たのは衝撃的であった。


○お待たせしました森光子ネタ
 時間ですよ! 森先生……11月に「放浪記」を名古屋でおやりなるそうです。その記者表の模様が8日、ワイドショーで流されていた。上演回数2000回へのカウントダウン! ブラボー光子! って、光子に「カウントダウン」って言葉が掛かるだけで何やら不穏な空気が漂いますね。
 いや、もういろんな方が書いているでしょうが、この映像はショッキングだった。
 「ワン・ノート・サンバ」ってご存知ですか。ボサノバの曲。その名の通り、1つの音だけで曲作っちゃったみたいな曲なんですね。光子の応答がまさにそれ。2008年10月は、光子の音声から「抑揚」が消えた月として永く語り継がれることになろう。先日のTBS系「渡る世間は鬼ばかりスペシャル」では、なんと森光子による「東京ブギウギ」の歌唱も披露。シリーズ発足以来18年目にして、「ミュージカル」の可能性まで披露した「ワタオニ」。森先生のブギは「スリリング」この上なく、あんなタイプの「ハラハラ」をテレビで見たのは初めての体験だった。これについてはいつかまた。

「生涯現役、生涯青春、森光子さん!」そんなナレーションがかぶさりそうです。


○弔問のオーソリティ安藤和津
 最近、訃報が続く。様々な追悼、葬式中継がワイドショーでなされるなか感じたこと。
安藤和津……確実に「中村メイコ」化している。メイコの正統的継承者は、安藤和津だ。間違いない。今までは「パーティ客」という世界で幅をきかしていた彼女だったが、これから芸能界特有の伝統芸能、「弔問者」というポジションを末永く取り締まってほしい。


 「ポジティヴ」を絵に描いたようなスマイルです。「忌引きの国でキラキラ〜♪」そんな替え歌をかぶせたくなりました。元ネタは分かる人だけ分かってください。


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