紅白出場歌手決定！―ムチモウマイ観察集―

　祝・紅白出場歌手決定！　
　いや……なんとなーく元気に書き出そうと思っただけです。あんっまりにも知らない人が多いので。いやはや、出場者のリストなど各局各誌で載ってましたが、思いましたね。私にとって「紅白出場者発表」って、
「ああ、こういう方々が今年おはやりになったんですか」
という「総ざらい」として、ある意味便利。ある意味、ありがたい。
　なんたって私、つい最近まで「あおやまてるま」って人から聞いたとき
「そんな幕末の志士いたっけ？」
　と思ったぐらいですから（ご丁寧に脳内で「青山輝馬」と変換していた。青山テルマ……カタカナでしかも女だとは。最初見たとき「あら……鈴木紗理奈ずいぶん日焼けしちゃって……」と思ってしまった）、分からない人がまあいるわいるわ。ちょっと「芸能アップ・ツー・デイト」のお勉強もかねて、知らない方々をピック・アップしてみましょう。

○Aqua Timez
去年も「知らない」と思ったことを思い出します。あれは一年前。去年の紅白見たはずなのにまーったく覚えていません。本当に失礼。

○東方神起
いや、知ってます。何かに出てサラッとアカペラで歌ったとき、「すげえうめえ！」と驚いたので。でもですね、こーいう男の子がズラズラいらっしゃるグループ、「ｗ-inds」とか「嵐」とか「へいせいじゃんぷ」とか（もはやキチンと表記する気にもなれない）あのへんを、「野菜水切り器」とかにガーッとかけて
（参考資料）
　

その後、きちんと全員を元通りに並べなおせる人って、日本に何人いるのだろう!?　10000人いるだろうか。そこに女もいるが「AAA」とか入れたら……5000人切るんじゃないだろうか。しかしどうでもいいが、あーいう「男の子いっぱい」なグループって、「取り揃えましたー！」感が濃厚に漂う。
○余談
その昔、清水ミチコが「ダーク・ダックスとボニー・ジャックスとデューク・エイセスを乾燥機にかけたら誰が誰か分からない〜♪」というネタをやっていたが、まさにそんな心境だ。どんなだ。

○GIRL NEXT DOOR
ジュディ・ガーランドさんが歌うのかと一瞬思いました。まったく存じません。ちょっと検索……フーン……ほう……千沙……圧倒的なパフォーマンス……へえぇ……。あのですね、私この男の人たちのような「ワッシャワシャ・エアリー・ヘアー」の人たちって、もう見分けつかないというか、見た途端覚える気なくしちゃうんですね。覚えられますかあなた。覚えられないのはひとえに自分が「オッサン化」してるせいなのは百も承知なんですが、ものすごーーく「没個性」な髪形だと思う。「ヘア・カタログ」みたいなつまらなさに自分を押し込んでいるようにしか思えない。芸能人がそんなことでどうする！　と、思ってしまうんだなあ。

○木山裕策
なんという華のない名前でしょう、っていい加減失礼にも程がありますね、ごめんなさい。何々（と、プロフィール検索）……学生時代にバンド……断念して就職……2年前にガン……もう一度夢にかける決意……4児のパパ……。素晴らしい。ここまで「NHK好み」を具象化したような方はいるとは！　こーいう人に「世の中チョロイぜ」とか是非言って頂きたい。絶対言わないだろうけど。

○秋元順子
「遅咲きの花」って必ず「団塊世代の星」って呼ばれますね。そして各界に必ずひとりはいる。最近だと62歳の新人小説家・天野節子さんとか。俳優やら料理人やら、その道にひとりは「団塊の星」。やっぱ層の厚い世代だなあ。

「紗」の見本のような素晴らしい一枚。

○いきものがかり
小学校のときの「係」名なんだとか。私……今日からペンネーム「こうほうがかり」に変えます。冗談はさておき、私には見える。
「すごいメンバーがいきものががりさんの応援に駆けつけてくれてますよー！」
というMCと共に、現在放映中の朝の連続テレビ小説『だんだん』から、あの「シジミジル」がやって来るに違いない！
（注：ホントに作中実在するバンド名。マナカナが熱唱する「ザ・ピーナッツ」のコピーバンド。すごいことになってますよ、マジで）

○キマグレン
ドラえもんが出す道具の名前っぽいですね。（プロフィール検索）なんて爽やかなおふたり！　へぇ……逗子でライブ活動……2005年結成の幼なじみ二人……「暖かくオーガニックなサウンドと素直な言葉で綴るリリックな日々」……よく恥ずかしげもなく……いや冗談です。
　はい、ここまで好き勝手書いた以上、当日しっかり聴かせて頂きます。ああ、今年もあと一ヶ月。

☆こちらもよろしく→「私の渡世・食・日記」

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