最近の映画メモ・1

ルールルルー

 「うまいなー!」
と、思わず口にしちゃった電車のポスター。


大学とは(  )だ。


カッコを埋めよ。
(制限時間 4年間)


 駒澤大学のポスターでしたが、うーん……ナイス・インパクト。
あなたなら、カッコに何を入れますか? と、今日は最近観た映画をズラズラッと印象メモ。

○『きつねと私の12か月』 Le Renard et L'Enfant
皇帝ペンギン』のリュック・ジャケ監督作品。
「どーやって撮ったんだ!?」ってな映像目白押しで観るものを飽きさせない。山猫がキツネを追い回すシーンなどスリリングこの上なく、自分が野生動物になったような爽快感。しかし後半、話がどんどんスーパー・ドキュメントからスーパー・ファンタジーに移行していく。野生のキツネが少女になついちゃうなんてもんじゃない。さわり放題、ペット状態。観ている間中、私は『エキノコックス大丈夫なのか!?』と心配でいられなかった。手塚治虫の名作、『ブラックジャック』を読んで以来、私はキツネが怖くて仕方ない。


怖いジャンルの映画2本


○『ミラーズ』

アレクサンドル・アジャ監督作。キーファー・サザーランド主演のサスペンス・ホラー。
火事で死傷者多数のデパート、今は廃墟の見回りをするキーファー。そして予想通りの展開。バイト初日から死霊が暗闇で暴れまくる。この時点で辞めないキーファーにもうついていけない。正視できないシーンがあるが、私はまったくこの手の映画を見ないので、お好きな方には「フツー」なレベルなのかもしれない。キーファーの奥さんがどっかで見たことあると思ったら、トニー・スコットの『デジャヴ』でデンゼル・ワシントンの相手役だったポーラ・ハットンだった。気の細かい演技が出来るいい女優さん。


○『1408号』
スティーヴン・キング原作、ミカエル・ハフストーム監督。
ジョン・キューザック演じるはオカルト・ミステリー作家。心霊スポットに泊まり歩いて小説のネタにしている、という設定。「あそこの部屋に泊まった人は皆死ぬ」という噂のホテルに意気揚々と泊まるジョン。お約束どおり地爆霊・怨霊・亡霊がリオのカーニバル状態。「俺はどんなホラーも平気さ!」と豪語するジョン、あっという間に「たすけてー!」と陥落。それからジョン・キューザックのワンマンショー。「泣き・わめき・。後悔・あがき・懊悩」これの百面相の長いこと長いこと。こういう「やり放題なひとり芝居」、やる側の俳優にはたまらないエクスタシーなんだろうなあ。

「結髪さんもっと吊って!」そんなことはいっていません。


 何となく似てたので載せてみました。「赤い鳥逃げた」の中森明菜さんです。
また続きは明日。


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