今年の書きこぼし総決算・1
12月の加速度、なんと恐ろしいものでしょう。
雪崩のようです。クリスマスを過ぎてからというもの、26、27、28、と雪だるま式に経る日々。変な表現だな……いや、すいません。こんな駄ブログでも、定期的に読んでくださっている方はいるんですね。それもミクシイの映画関係のコミュから来てくださったり、雑誌で知って、名前を検索してくださったり。
そういう未知の読者の方が、ときたま心優しいメールをくださいます。
「更新がなく、体調でも崩されているかと思いましてメールしてみました。お元気ですか」
いいえ、違うんです。
ナマケモノなだけだったんです。こういう写真ネタでやり過ごそうとしている姿勢からも怠惰ぶりが増長しているとしか思えません。
2009年はもっとキチンと机に向かい、駄文も書きつつ、私なりの作品づくりをしていきたいと思っていますので、どうぞ来年もよろしくおつき合いください。
今日は2008年の書きこぼしネタをザーッとメモ列記してみます。
○今年の書きこぼし総決算
○「甲子園、金閣寺、関空(かんくう)、そして大阪城……私、日本の固定資産税の80%を払ってるんです」
(発言者:上沼恵美子 秋口ぐらいのNHK「生活笑百科」にて)
私が黒柳徹子の「発言珍プレー好プレー」と並んで蒐集している「恵美子のホラ咄」ですが、固定資産税をネタにしたのは私が聞く限り今回が初。なお、自分の所有として語る甲子園を「甲子園自体をラーメンどんぶりにしてボートに乗ってラーメン食おかと思ってるんです」との名作ホラも今年は発表。童話的発想の素晴らしいホラだと思う。日本昔話に近い。
○「君はおぼこい舞妓ちゃんのままだね」
(発言者:山口翔悟 NHK『だんだん』より)
以前から散々ネタにしてますが……山口翔悟演じる芸能マネージャーは神の領域に近づいています。ダーウィン的にキザ。コペルニクス的にナルシスティック。近頃こんなに「鼻で笑う」のが上手な男を見たことがありません。あの娘がソッと涙をふいた赤いハンカチを拾ってくれそう! わけわかんない。こんなに面白いキャラをつくちゃダメだよなあ、主人公が目立たないことこの上ない。
○さらに「だんだん」
かつての情熱はいずこへ。マナカナのふたりがプロの歌手目指してからというもの、すーっかりドラマに対する興味を失ってしまった。ビデオ撮ってまで見てたのに。
敏腕マネージャーが讃えるんです。
「ふたりは選ばれた人だ。舞台に立つ人だって、すぐに分かった」
とか何とか。ええええマジでえ。どう聞いてもそう思えないんだなあこれが……ああ、私もエンターテインメントちょっとは理解しているつもりなんですけど……「ドラマじゃん、真面目に取んなよ」という幾多のツッコミが聞こえてくるようですが……。
さらにはすべて順調なんだこれが。すぐにラジオで評判呼んでプロデビュー。うほー人生ってちょろーい。
本当のことを書きましょう。見るのがつらくなった理由は、自分の性格の悪さを毎朝再確認させられるからだ。性格の悪い自分は嫌いじゃないが、つまらない罵詈を朝から思うのは精神的によろしくない。だって、面白くもなんッともないんだもの、二人の歌唱が。「スタ誕」にでも出てみろーッ! 「松田トシ」呼んでこい! イタコよ「阿久悠」呼び出せー! などと書いてみたところで……直球な悪口ほどダメダメなものはありません。バンド名も「シジミジル」改め「SJ(エス・ジェイ)」と改称された瞬間「スーパー・状況読めない」の略か!? と思ってしまったり。直球だ……いかんなあ。
明日に続きます。
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