私の好きな本屋 その2 木挽堂書店

この姿も来年3月まで

 ご存知、歌舞伎座


 ここの前を、築地方面にむかってすぐを左に曲がります。
 その角には文明堂があったんですが、取り壊されちゃいました。
 いきなり余談ですが、ここの文明堂で出されるカステラだけ、材料の分量が違って、東銀座オリジナルの味だったんですよ。卵が多くて、さらにしっとり濃厚だった。
 このへんドンドン壊されます。何をつくるというのか。



 左を曲がると、すぐ右手にこんな建物があります。
一回が茜屋珈琲店。そこの2階にあるのが、きょうのおはなし。


 歌舞伎関連の古本屋さん、木挽堂書店。
ナイルレストランの並びにあった奥村書店に
勤めてらした方が開かれた書店です。
あの店がなくなったときはショックだったけれど、
(実はマガジンハウス近くの区域に美術書中心でやってらっしゃるんだが)
その意志を継がれたかのようにやってらっしゃる。
いーじゃないの。嬉しいじゃないの。その心意気!


多分6畳ぐらいの店内は、それこそ伝統芸能のジャングルのよう。
このごろ入ると、坂東玉三郎の映画『夜叉ヶ池』のポスターが
出迎えてくれます。


古い本ばかりでなく、最近の本もいい品揃え。
昔の役者ブロマイドもたっくさんあります。
3人入れば満杯といったお店ですが、
好きな方ならゼヒ立ち寄ってみてほしい。


・こちらもよろしく→「私の渡世・食・日記

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