とどまらぬ美の追求

本人が幸せならいいんですが

すごいでしょ。
いやーーーーーーーー凄過ぎる。
先に説明してしまうとこの方は、
アメリカのさる大金持ちの
奥さんでジョスリンさんというご婦人。
「君はなんて綺麗なんだ!」と見初められ
結婚したはいいものの、矢継ぎ早に旦那から、
「もう少しだけ鼻が高ければ完璧なんだけどな」
「このちょっとのシワが無ければいいのに」などと
とても一目惚れしたとは思えない
要求を繰り返され、 その都度余りあるお金が裏目に出て
整形を繰り返した結果が、コレ。
「彼のこと大好きだから、彼の言うとおりにしたかったの」
なーんてジョスリン本人のコメントは
大和撫子顔負けの貞淑さ。トホホ。
旦那ジョスリンのことホント好きだったのか。
からかっていたんじゃないか!?

 どんな「顔」でも、自然な顔なら
人間は見慣れる。間違いなく。
実際にいるが、ものすごい毛深い種族
(顔など見えないぐらい体毛に覆われている)でも
先天的な骨格異常や瘤があったとしても。
しかし、いつ見てもこの種のアーティフシャルな顔には
ためらいにも似た「見てはいけない感」が漂う。
それは、神への冒涜とか難しい小理屈じゃなくて、
①「親からもらった体を……」的申し訳なさと、
②ハマったら絶対ヤバイと分かっているのに、
人間はそれぞれ何か一つ
「ハマるとこまでハマってってしまう何か」
(街金とかドラッグとか)
を持ってるということを、
マザマザと見せ付けられる事に対する嫌悪感が
あるんじゃないかなーっと思った午後でした。