素敵な男性にめぐりあうためには

以前とある女優さんが、
「美しさをキープするためなら、どんな事だって厭(いと)わない」
というような内容のことを「徹子の部屋」で語っていて、
思わず「ハァー」と声にならない声を出したものだが、
(もちろん自分が美しい、という前提で話されているのにもハァーだったが)
今じゃ一般人だってそういう考えの人は多いだろう。
そんな人たちにゼヒお知らせしたくなるような話を聞いた。


食文化論を専攻されている東京農大教授の、小泉武夫さんという方が書かれた
「不味い!」(新潮文庫)という本を先日読んだ。
世界中で食されているものを、それこそ「片っ端から食べ」ては、
特に不味かったものを一冊にまとめた、ある意味「奇書」だ。
しかしそれは「希書」でもあって中々面白かったのだが、感想はまた別の機会に。

不味い! (新潮文庫)

不味い! (新潮文庫)


その中の一章に「不味い虫」というの一節があって
(ここ、虫嫌いの方が読んだら卒倒すること間違いなしですよ……イヒヒ)、
そこで紹介されている中国のことわざに
「ゴカイを食べる女性はいつまでも若々しく美を保つ」というのがあり、食べると
「素敵な男性に愛されることを望む者は、これが叶えられる」だけでなく
「夫が先に死んでも、新しい夫を迎える運が開く」という
まっこと至れり尽くせりな虫なのだ。


というかゴカイを知らない女性も多いだろうなあ。
釣りのえさになるミミズみたいなもの、といったら分かるだろうか。
うーん……画像アップしようかと思いましたが、
グーグル検索してすぐに消しました。気持ち悪ィっ!。
ミミズとムカデ足しっぱなしにしたような感じです。同書によれば
「生きているものは生臭みが強かった反面、油で揚げるとその臭気はなくなり、
香ばしい風味で結構美味」だったんだと。さあどうですか美を追求するあなた!
今夜のおかずはゴカイのフライ、今調べたら100g1000円と結構高いようですが、
素敵な男性に恵まれない方や未亡人の方、ぜひトライしてみてはッ!?


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