宮川泰氏、逝去・そして小倉智昭

「芸」のある人だ

作曲家の宮川泰さんが亡くなられた。享年75歳。
まだまだお元気な年頃だというのに、心不全での突然死。
故人の輝かしい経歴と業績はこんな日記に記すべくもないだろう。
正直言うと、私はNHK紅白歌合戦」のラスト、「蛍の光」大合唱のさい、
やたら派手な指揮棒を持ってゼスチャーも豊かに指揮をなさる人、という印象が
一番強いが、今回の報道でテレビ芸能音楽史を支えた巨人のひとりなのだなあ、
ということを再認識しました。安らかにお眠り下さい。


と、ここまでが前置き。長ッ! 
さて、昨日のテレビは「王ジャパン世界一!」これ一色だったと言っても
過言ではないだろうが(骨の髄まで喜び尽くしてやる! 最大級に「祭り」を盛り上げちゃうもんねっ! 
というテレビマンの姿勢がなんともウンザリするほどだったが……)、
さすがに宮川さんの訃報は各局とも報じていた。
その際わかりやすいからか、どこも彼の仕事のひとつとして先の
「紅白の『蛍の光』の指揮」を伝えていたが、そのアクセントが
「ほ(←ここにアクセント)たるのひかり」と発音するんですね。
もう私はどーにもこれが耳障りで耳障りで。
正しくは「ほた(←ココ)るのひかり」だろう。第2アクセントね。 
私が見聞した中でそのことを注意していたのは「とくダネ!」の小倉智昭だけであった。
(ちなみに間違えたのは笠井信輔アナウンサーね。まあこの人ほど「アナウンス能力」の
欠如したベテラン男性アナもいないと思う。「キャラクター勝負」「愛嬌」それだけ。
それでずっと「持って」いるのだから、凄い。いや、ほめてるんですよ)
私はこういう「こうるさいオヤジ」をしっかりと演じる小倉智昭が、不思議に好きである。


●追記
どうにも自信がないのだけど……宮川泰先生の前に
紅白で「蛍の光」の指揮をされていたのはあ「青い山脈」を歌った
藤山一郎先生ではなかっただろうか!? このかたも私が覚えている時点で
「このタクトはあっているのだろうか」というぐらい体が揺れてた気が……。
はい、どうでもいいですね。


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●今日の一食
新宿「隋園別館」の春雨炒め
http://www.cafeglobe.com/cafe/rating/product.cfm?ctg_id=1&prd_id=126



ここね、なぜか許せちゃうんですよね。
というのは中華って難しくって、ネイティブの方がやってて美味い、
という噂のところへ行くと、「サービスが中国的」
(まあ簡単に言やぁブッキラボウで素っ気無いちゅうこと)だったり、
「食器やら店内が大陸的」(欠けてようがちょい汚れてようがアイドンケアー)
だったりして、「あー、美味しくてなおかつ居心地いいなあ」というところは
かなり少ないわけです。お高い日本人スタッフによるヌーベル・シノワもいいですが、
そうしょっちゅう行ける値段でもないし。そして高いからって激ウマなところも少ないし。
まあグダグダ書いてなんですが、ここは前者の大陸的店です。
だけど、なーんか気にならないんですね、サービスも雰囲気も。
決して「良い」ってーんじゃないですよ。相席バンバン、食器の扱いドンドン、
♪大人になるのダンダン(浅野ゆう子)冗談です。
まあ賑やかな店ですが、それがあんまり不快じゃない。
量も大陸的ですから友人と大勢でガッツリ行きたい店。
そういう点でよく使ってます。オススメは水餃子。モチモチ厚い皮がたまらんです。
うーん、やっぱ不思議な店だなあ。