内海陽子さんというライター

hakuouatsushi2006-07-28

今村昌平監督の追悼号ですが、各キャスト・スタッフの思い出話が
やはり興味深く、各作品の資料としても素敵な仕上がり。
倍賞美津子のコメント「テストから髪をつかまれて緒形さんにビンタされて……」
というくだりには「やっぱりねえ、本気で怯えてたモンねえあのシーン」などと
納得しきり。久しぶりに『復讐するは我にあり』を見たくなりました。
ですが今回この雑誌では映画『トランスアメリカ』について書かれた
内海陽子さんのレビューが出色。ああ、すごいなあ! うまいなあ!!
こういうことが私は書きたかったんだ。見事な分析、そして単なる評論にせず、
「読みもの」としてそれを読ませる文章力。はい、人のこと褒めてる場合じゃあないんです。
こんなライターにきっとなるぞ。負けてられるか!
と、たまには自分への鼓舞ということで日記をつけてみました。


キネマ旬報HP:http://www.kinejun.com/kinema/index.html
●『トランスアメリカ』:http://www.transamerica-movie.jp/
この夏必見の一本。面白いです。素敵です。