「私が証明なのッ!」中島香里センセイの絶叫

 こんにちは、最近「植草克秀」の激ヤセっぷりに
驚愕している白央篤司です。これ一部関係者では(一体誰だ)もう
とーーーっくの昔に有名だったようですね、
私は先日の「世界まる見え! テレビ特捜部」を
見ていたら「誰このおじさん?」と思ったら長子の旦那でまぁ驚いた。
渡鬼」ファンにとっては夏ぐらいから話題の的だったようで、
「今更何言ってんの?」と呆れられてしまいました。
一生懸命ダイエットして12キロ痩せたんだと。はぁ……。
 いやーしかしダメですね、年取って痩せるというのは本当に難しい。
確かにかっちゃんスッキリしたけどさあ、ハッキリ言って「貧相」じゃあないか!?
それにこの方デビュー当時からちょっとポチャッとした感じで売ってきたわけだし、
そこに「いい人そう」「優しそう」という妙味があったのにねえ。まぁ本当に余計なお世話ですが。
 どーしてもたるんじゃうんですね、痩せた分。それがシワという過酷な現実になってしまう。
なんだか「中山麻里」感漂うカッちゃんなんて見たくないなぁ。もうこのさい
大阪育ちなのにお母さん(京唄子)と話すときも標準語とか意地悪いわないから
フツーにリバウンドされてほしい。
 相変わらず、無駄に前説長いですが、今日は最近気になるあの人について。


■華麗なる美の伝道者、中島香里
「私が証明なのッ!」
あなたはこのセリフをすでに聞かれてしまったことでしょうか。
「クリスタル ジェミー」なる化粧品を考案・販売し、テレビでドンドコCMを放映中の美容研究家
(多分そんな肩書きだと思う)・中島香里さんの絶叫だ。なんの「証明」なのかというと、
この化粧品の良さと、そしてCM内で彼女が仰る「いつまでも綺麗でありたい」というセリフの「証明」なのだ。
日本が生んだ素晴らしき三大証明がここに揃いましたね皆さん……(言うまでもなくあとの二つは「
人間の証明」(むぎわら帽子どこ?)「野生の証明」(ピロ子)だ)
 以前から「大金持ち」「年齢不詳の美貌」とかそういうくくりで
「豪邸拝見」「成功した女達」みたいなスペシャルにはチョコチョコ出ていた香里センセイだが、
ここえきて馬車馬のごとく露出が増えてきている(この表現の使用法は間違ってますからね皆さん、
ニュアンスだけで読んどいて)香里センセイ……セキが切れたというか
タガが外れたというか……なんかアラクレ者のように美を唱えている姿が私……なんとも呆気にとられてしまう。
どーしたの、ジェミーっ!?


 私が彼女に抱く「なんだかなぁ」感というのは、
「ここまでやってくれてるのに、なぜネタにしたいと思えないんだろう、からかいたくならないんだろう」という
不思議さに他ならない。美しいのかもしれないけど、不自然ともいえる肌、
美人ともかわいいともいいがたい美貌、ペットへの偏執、ときに異様なテンション、
そして金持ちにありがちな「ゴーイングマイ・ウェイ」ファッション……もう突っ込みドコあり過ぎなのに、
「ふーん……」ってな感じで、「まぁ、人それぞれだものねえ……」と思っちゃって興味が持てない。
笑っちゃおうと思えない。ネタにしたくならない(しなくていい)。なぜ、なぜなんだ!?
 思えば美容界というところもネタ、いや失礼、個性的な人たちの宝庫だ。
もう存在的には「古事記の神々」的な「山野愛子」「メイ牛山」のご両人はさておき、
「生野菜は敵よ!」と叫んでゆうに30年の「バーバラ寺岡」先生、
芸能界からはあの「弘田三枝子」もかつてダイエット本を発表していた(「ミコのスタイルブック」とかそんな名前)。 人に美を説く、という時点で「どーなのよ?」と思われても仕方ない「上から」目線をどうやって煙に巻くか、
そう思われない「愛嬌」「チャーム」をいかに持つか、というのがこの業界での成功のツボに思われる
(山野先生もメイ先生も決して美人、というわけではないものね)。その点で最近輝いた3人は大変立派だった。
 まず旧・美白の女王「鈴木その子」先生が持っていた「人間外感」、もうほとんど「ダダ星人」にしか見えない
メイクでまず度肝を抜き、それから「どんな人なんだろ」と思わせ話を聞いてみると
「優しいお人柄なんだなあ」と実感させる。そのキャラクターは確かに好感を呼んだ。
 そして娘まで略奪された金満美容外科池田優子」、この方も見てしまった瞬間に「ウッ!」と
こちらをフリーズさせるインパクトを持っている点が強い。あのご面相とカラーコンタクトが生み出す迫力はまさに
未知との遭遇」、友人いわく「松田聖子を目指してオペしたものの、出来上がったら『大月みやこ』に
なってしまった感がある」と言っていたが、けだし名言であろう。
 そして現在の美肌の殿堂、佐伯チズ先生。彼女が美肌、そしてそのためのケアを声高に叫ぶたびに
「あとは顔だけ」と思ってしまうのは私だけではないはずだ。本当に失礼。
なんていうか……見るたびにこの方「新谷のり子」に似てると思っちゃう。フランシイヌのばぁいわ〜♪ 
 はい、ほんっとに失礼ですね。


 そう、本題に戻るが香里センセイには、そんな「つっこみたくなるポイント」がないんだよなあ。
勝手にどうぞ、てな感じで、からかいたくなるようなモチベーションを沸かせない。
ホントに思うんだけど、あの程度のインパクトで「教徒」はホントについて来るんだろうか。
カリスマ感においてちょっと先人達に劣る(というのはこれ、「普通の人間感」が漂うという
褒め言葉にもなるのがミソね)と思う。それで世の女性達を「ああ……なんだかわからないけど
綺麗になれそうだわ、混乱してきたわ、先生綺麗に見えてきたわ、買っちゃおう!」とアジテートできるんだろうか。
 はい、まーったくどーでもいいですね。
たいした調査もしないで好き勝手書いて本当に中島香里センセイ、申し訳ありませんでした。
クリスタル・ジェミー、試してみますから怒らないでね。


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